すべての乳幼児向け:ファーバー博士のルーチンガイド
ねんねルーチンは重要ってのはどこでも聞きますが、どうポイントを抑えるべきか、やっていいこと悪いこと、などの基本知識ってあんまりまとめられてない気がします。
なので、今回はサクッとファーバー博士のルーチンガイドの部分をまとめました。
要点は一つです。首尾一貫して、その月齢にあった明確なルーチンを守り抜きましょう。ということです。
予備知識
簡単に寝てくれて、夜中も起きないなら、いいルーチンを行えてる
はじめの数ヶ月は赤ちゃんは1人で寝付けないけど、健康な赤ちゃんなら3ヶ月過ぎからは自分で眠れる
3ヶ月過ぎからは夜通し(多分23:00〜5:00くらいのことを言ってると思われる)寝られる
5-6ヶ月を過ぎでも夜中1-2回起きるようならルーチンを見直してみる
乳幼児にとって、いきなり単にベッドに寝かされても分離不安もあり、寝るのは困難である。怖がることもある
ベッドタイムルーチンはうまく確立すれば保護者にとっても1日の最も素敵な時間のひとつになりうる
ルーチンについて
寝る前の10〜30分を乳幼児と一緒にスペシャルなことをして過ごす
出来得る限り精確に一貫したルーチンを毎晩同じ時間かけて行う
→いつパジャマを着替え、歯を磨き、そしてベッドにいくか乳幼児が予測できてはっきりわかるようなルーチンにする
→乳幼児が、ベッドタイムのアクティビティの流れ、ひとつひとつにかける時間、いくつの絵本を読むかをわかるようにする乳幼児がベッドに行くのが楽しみになるように、最後のルーチンはベッドルームで行う
→最後のルーチンがベッドルーム以外で行われると、楽しいことをしていた場所から離れてベッドルームに行くことになり、ベッドルームにネガティブな印象を持たせてしまう(ベッドルームやベッドと楽しいことの終了や保護者との分離がセットで記憶されてしまうため)乳幼児が眠りに落ちるとき、保護者は退出していて、乳幼児は楽しいルーチンを過ごしたまさにその場所にいるように
ベッドタイムに避けるべきこと:からかい、怖い物語、その他興奮させるものすべて(レスリングや格闘ごっこは他の時間帯に行う)
推奨されるもの:おしゃべりやディスカッション、静かな遊び、絵本
時間はきっちりと決めて絶対に引き延ばさないこと(話せるようになったら保護者と子供ふたりで前もって時間を決めておく)
→あと2〜3ページで絵本は終わりだよ、などもう少しで終わりそうなところで子供にお知らせするのは良いアイディア
→子供はルールを遵守させることでしかルールを学ばない:もう1冊読んで、の要求はきっぱりと断るあなたと、お子さん、2人が正確にルーチンで何が起こるかわかっていれば、不確かさからくる緊張や不要な議論を避けられる
ケーススタディからの学び
ルーチンは直接的で個人的な関わりを持つ温かみのあるものが好ましい(一緒にテレビを見るとかではなく、その日あったことを話す、絵本を読むなどが良い)
ちゃんとおしゃべりできるようになったら、不安なことや困ったことがないかをこの時間に聞いておけば寝る直前に爆発することも避けられる(子供によっては不安で寝られなくなるので、日中に行っておいた方がいいケースもある)
みなさま良き睡眠ライフを!
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