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強みと弱み


強みについて

人に物事を教えることについては強みだと感じている。
相手の理解度に応じて説明するというのは意外とできていない人が多い。特に職場で、先輩や上司が専門外の人に仕事の内容を説明する際に専門用語を多用したり、常識のように専門的な内容を説明することがよくある。
また、説明の途中で相手の理解度を把握しようとしないことも感じる。相手が理解しているか確認せず、最後に「わかった?」と聞くことが多い。
理解したつもりになってしまうことがよくあるが、実際に自分で説明しようとするとできない場合も多い。相手が理解しているか確認しないと、大抵のことは伝わらずに終わってしまう。
僕は運よく人に教える仕事を経験する中で、どのように教えれば相手が理解できるかを考える機会を得た。相手の理解度に応じて説明することが、今の自分の強みだと思う。

弱みについて

目的・目標がないと行動できないこと。何かを「とりあえずやってみよう」というのがなかなかできない。
例えば、映画を観る場合、アマプラで観たい映画をいくつかリストにしているが、実際に観ようとすると「これを観て何になるんだ?」と疑問が生じる。観たら楽しいかもしれないが、「だから何?」となってしまう。
旅行も同じで、誰かと一緒に行って思い出を作ることには価値を感じるが、一人で行く理由が見つからない。旅行で価値観が変わるという話も聞いたが、それだけでは行動に移せない。漠然とした理由では、なかなか動けない自分がいる。

弱みを補うための工夫

具体性を持たせることと、それが自分以外の誰かのためになることを意識している。自分のためだけだと行動する気にならないが、誰か大切な人のために何かできると思うと行動に移しやすい。
どうすればその行動が誰かのためになるかを考えて、モチベーションを保つようにしている。

その工夫がうまくいった経験

動画作成がその一例だ。
旅行に行った時にたくさん写真や動画を撮っても、意外と後で見返すことが少ない。量が多いと、一つ一つを見直すことが億劫になる。そんな時に、思い出を動画にまとめておくことができたらいいなと思ったことがあるが、それは漠然とした感覚で、強い動機にはならなかった。
しかし、子供が生まれたことで「子供が成人した時、自分の成長記録を振り返れたら喜ぶのではないか」という具体的な目標ができた。そのためなら頑張れると思い、初めてファミリームービーを作成した。最初は簡単な動画編集だったが、やってみることで動画編集の難しさと面白さに気づけた。これも、大切な人のために行動しようとした結果、得られた経験だ。

強みや工夫をどのように活かしていきたい?

まずは、周りの人たちに喜んでもらえるようなアクションをとることを心がけている。
自分は仕事に対して、生涯現役であり続けたいと思っている。そして、信頼できる人たちと働きたいという思いが強い。そのためには、まずそういう人たちを見つけることが必要だ。
ただ待っているだけでは、そういう人たちは集まってこない。自分から働きかけ、コミュニケーションをとることで見つけられると信じている。まだ道半ばだが、良い人生だったと思えるように、これからも頑張っていきたいと思っている。


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