「色気がない」問題
■色気がない
体や恋、セクシャルに関する悩みに長年関わってきた。
商品開発をしている中で、特に多く頂くのがこのお悩み。
「色気がない」
今でも、おそらく多くの方が自分の「色気」について
あらゆる視点で悩んでいる、と思う。
改めて辞書を引いてみた。
・異性の心をそそる性的魅力(新明解国語辞典/三省堂)
こう書かれていた。
フェロモンも同じようなイメージだ。
世の中の女性の多くが「色気がない」ことに悩んでいる。
メイクや髪型で変化を付ける方もいれば、
香りや肌の質感を磨く方もいる。
あらゆる方法を駆使して、自分の目指す「色気」が出せるよう頑張る。
化粧品の成分や香りでも「色気」をサポートするようなものはある。
だから「色気がない」「足りないから足したい」と思ったら、
自分なりに「色気」を足すことは、誰でもできると思う。
でも、自分がした方法で「色気」は出ているのか?
それが正しいのかは、自分ではわからない。
「色気のある・なし」を決めるのは、他者なのではないか?
■「色気」センサーを発動させるには?
辞書にもあったように「異性の心をそそる性的魅力」ならば、
自分が「これが色気だ」と思っても、
相手の心に響かなければ意味がない。
私は「色気」は誰にでもあると思う。
個人的には、
女性だとふとしたときの何気ない瞬間(行動)に特に色気を感じる。
たとえば、探し物を一生懸命しているときの表情とか、
えりあしのおくれ毛をふわっと上にあげたときの目線(下を見ている)とか。
男性だと、(あくまでも私は)真剣な横顔に色気を感じる。
(誰でも真剣、一生懸命フェチか!)
けっこういろいろなシーンで「色気があるな」と思うことはある。
これって、本人よりも他者がいかに毎日「色気」を意識しているか?
が重要なのではないだろうか。
自分がいくら頑張っても、
相手の頭に「色気」センサーが働かなければ、思いは平行線。
私は仕事柄(この仕事じゃなくても!?)
「色気」「フェロモン」「エロス」を常に考えている。
だから、人と話すときや、ただ見るだけでも、
「この人はここが色っぽいな」とか「この角度のほうがエロいな」
とか考えたくなくても、考えてしまう。
もはや、小公女セーラの「よかった探し」→「色気探し」センサーが
自動的に働いてしまうのだ。
もちろん、お化粧や洋服で「色気」を磨くことは素敵なことだ。
それだけ、自分を知る、自分と向き合おうとするのはすごい。
意外とみんな「色気」をもともと持っている。
しぐさや表情、第一印象とか、あらゆる部分に「色気」はある。
誰に対して、どこを磨いて、どう伝えるか?がカギ。
■「色気」を上手く伝える新しい方法
そして、上手く相手に「色気」を伝えたい場合は、
相手の「色気」センサーが、どこで発動するか確認しておくとよさそう。
「いいな」と思う人ができたら、
ストレートかもしれないけど、その人が思う「色っぽいしぐさ」とか
「色気を感じる人」について質問してみてもいい。
そうすると、相手の傾向がわかる。
よって、自分がどの「色気」を磨けば、相手に気づかれやすいかわかる!のだ。