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器用貧乏の伏線回収 草野絵美 まとめ 2022総括:

新年あけましておめでとうございます。2022年は「これ全部同じ年におこったの?」と、にわかに信じがたいくらいにぶっ飛んだ年でした。出会い、支えてくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。2023年はこれを更新できるように精進します…!

2022年は、私の器用貧乏だった経験が、まるで物語の伏線ように回収された大変恵まれた年になりました。アート製作、スタートアップ起業、広告会社での勤務、海外のインディー市場での音楽活動など、一見、支離滅裂すぎる経験たちが、NFTアート活動に昇華されたのでした。それもひとえに、新しい技術の黎明期に立ち会えたという、完全に時の運のでしかなかったと思います。

NFTプロジェクト新星ギャルバースのリリース2.5億円調達・売り上げも世界一達成

ギャルバース=ギャル×メタバース×ユニバース。宇宙を駆け巡る新星たちが、すべての人々や文化に平和をもたらす——。《Shinsei Galverse》は、レトロな平成初期アニメのスタイルで描かれた8888のユニークな作品。

4月にNFTプロジェクト『新星ギャルバース』をローンチしました。このプロジェクトは、私のMVを手掛けてくれた、アニメーターの大平彩華とコンセプトメイキングから共同で創り上げたものでした。テクノロジーの実装とディレクションは、息子のNFTアートZombie Zooの作品保有者だった、Devin Mancuso、マーケティングやコミュニティー戦略はオーストラリア在住のJack Baldwinが共同創業メンバーとして参画してくれました。発売からわずか6時間で8888体を完売し、NFTマーケットプレイス最大手のOpenseaにて、24時間ランキングで世界一位に躍り出るという前人未到の快挙となりました。これにより2.5億円を調達し、新しい会社の経営がスタートしました!
その後も、3000人以上の熱量の高いホルダーコミュニティでは、毎日多くの二次創作や、VtuberによるUGCが生まれており、1月からはアニメ制作会社と共に、ユーザーを巻き込んだアニメ製作もスタートする予定で、とても楽しみです。

9歳息子のZombie Zoo プロジェクト東映アニメによる映像化, ピコ太郎さんと楽曲製作

古坂大魔王さんに懐いてたものの、ピコ太郎さんの目は見れなかったという
息子 Zombie Zoo Keeper

そもそも、私がNFTにのめりこむ契機となったのは、息子のZombie Zoo Keeperのアート活動でした。一昨年の夏休み、小学校3年だった息子が放った一言「NFTをやりたい」。自分の作品だったら、ここまで機動性をもって始めていなかったので、今の私はいなかったでしょう。

2022年は、東映アニメーションによって、息子の描く世界がひとつのアニメーションPVにすることができました。そして、ピコ太郎さんとも一つの楽曲を作ることができました。息子はこれを大きな自信につなげました。

また、三越伊勢丹での初めての個展や、ラフォーレでの展示会などを通じて、たくさんの機会をいただけて本当に感謝しています。今後も、マイペースですが、息子が作りたいと思ったときに個展や展示会などを開催していきたいです。

世界最大のNFTイベントNFTNYCでパーティー開催, 
パリでの基調講演

国NYで開催された、世界最大のNFTイベントNFTNYCで行ったパーティーには多様なゲストがかけつけてくれた。

新星ギャルバースのローンチの2ヶ月後、米国NYで開催された、世界最大のNFTイベントNFTNYCでパーティーを開催しました。また9月にはパリのデジタルアートの祭典 Motion Plus NFT in Europe での基調講演に参加する機会も得ました。世界中のクリエイターたちや起業家と、こうやって交流する機会を得ることができたのはとてもセンセーショナルでした。

9月パリで行われたデジタルアートのコミュニティーMotion Plusが開催するNFT in Europe で基調講演を行なった。

また、2022年は国内外で、WEB3,NFTの文脈で講演の依頼がたくさんあり、数えきれないほどの登壇することがき、感謝しております。

初めての著書: ネオ子育て・おうちじっけん号の出版

初の書籍『親子で知的好奇心を伸ばす ネオ子育て』

2022年は実は人生初の書籍、しかも夢だった子育て本を2冊も出版させていただく機会にも恵まれた年でした。3月に発売された親子で知的好奇心を伸ばす ネオ子育てでは、21歳大学生の頃から「子育て」をしながら考えたキャリアパス、子どもと良好な関係を築き方、子育てを通して親である自分の人生を豊かにするための視点などをまとめた進化感覚の子育て本になっています。デジタルネイティブの子育て論があまりまとまってなかったのもあり、話題にしていただく機会もありました。

また、7月には、慶應大学の専任講師で私の夫、山岡潤一と共著で「ミライの科学にふれてみよう おうちじっけん号」を同じくCCCメディアハウスさんから出版することができました。

夫は、私のネオ子育ての師匠であり、さまざまな最新テックを扱う自慢のパパです。これからも夫婦でテクノロジー教育分野の発信はライフワークとして続けていきたいです。

メディア出演:NHK令和ネット論出演、スッキリ準レギュラー

NHK Eテレで放送された、最新のデジタルトレンドを解説するトーク番組『令和ネット論』

3月と7月には2回、NHK Eテレ『令和ネット論』に呼んでいただきました。ゴールデンタイムに、あらゆる世代の人たちにむけて、NFTやWeb3について解説することができたのは最高の経験でした。ややこしく難解なトピックを、丁寧に企画に落とし込んでくださった、NHKのスタッフの皆さんに拍手を送りたいです。

スッキリ初出演の日は、書籍の発売日で告知させてもらえた😭

7月末に、日本テレビの朝の番組「スッキリ」で初めてコメンテーターとして出演しました。それ以来、月2回程度準レギュラー出演をさせていただいています。敏腕マネージャーの横濱さんのご指導により、「難しいことをお茶の間にむけてわかりやすく伝える」能力を身につける訓練をおこなっているようです。それは、本業にも活かされています。また、打ち合わせで会う企業の方から「スッキリを見ています」と言っていただける機会も増え、気恥ずかしくも、背筋が伸びる思いです。

もちろん、Web3/NFTのバズワードとして実態以上に持ち上げられていることや、普及するまでの敷居の高さ、クリプトのシステムとしての脆弱性や法整備についての課題もあります。そのため、学際的に試行錯誤しながら事例を作るしかないと思っています。失敗してもいいから手を動かして発信を止めてはいけないなと思いました。また、世間に周知されることをきっかけに、批判を恐れずに行動に移して前へ進んでいきたいという覚悟も芽生えました。

そして、実はここにまだまだ書ききれてないアイデアの種を植えることができた一年でした。2023年は、そのひとつひとつがしっかり開花できるように一層努力していきたいです。優秀な仲間たちに助けてもらいながら、AIと手をとりながら、作品を世に出しながら、ちゃんと事業も作っていきたいと思います。

腹を括って、突っ走ります…!!!🫡❤️‍🔥

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草野 絵美
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