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パフ
もともとはフォークソングらしいけれど、子どもながらに聴くと切ない気持ちになっていた。
おとなになるとより刺さるなあ。
竜はその後どうなったんだろう。
うなだれて、鱗が落ちて。
ハッピーエンドを期待すれば、え、これで終わり?という終わり方。
なんとも悲しい曲だという印象が残る。
けれどもふと、たとえジャッキーがパフを忘れても、また次の子どもたち、いく世代ものジャッキーが、パフの友達になってくれるんだと思った。
この歌を歌う限り、竜は生き続けるんだと思った。
童話や絵本の世界は、ちょっと痛かったり怖かったりするときに、ぎゅっとつかまる古い毛布みたいなものだと思う。
そして忘れた頃にひょっこり押し入れから見つかって、やあ、とあいさつするものだと思う。
パフの歌を聴くと、そんなことを思う。
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