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産後5か月で育児放棄され、毒親の好きな髪形にしていたら全校生徒にいじめられた話



私はこの内容を話そうか悩みましたが、

たくさんの人に勇気を与えられると信じて話します。


私は2009年の10月、自殺をしたことがある。 

今でも当時のことを思い出すと、吐き気がする。


私は産後5か月で育児放棄され、その後はお母さんの友達に預けられていた

3歳のときに戻ってきたお母さんには、
「お前にはできない」
「危ないから手を出すな」
「人には迷惑をかけるな」

これが口癖だった。

そのうえで

  • 髪形は自分ではなく、親の切りたい髪形

  • 髪色を染めるとグレルので禁止

  • オシャレをすると変な人が寄ってくるので、禁止


私は親の言うことが1番正しいと思う純粋で素直な子どもだったので、その言葉を信じた

そのようにいう理由は

多分

貧乏なので美容室に行くお金がない

だから兄弟みんな親のカットである

しかし

小学6年生に入ると、違和感を覚え始める。

みんな自分のしたい髪形の話をするのだ

「今回はこの髪形にした~」

「今はこの髪形だけど、もっと伸ばすんだ~」

「私は髪を切らなくて、ずっと伸ばすんだ~」

なぜだろう?と思いつつも親に聞けなかったある日、

家でカットする日になった。

勇気を出して友達と同じように美容室に行きたい!と言う要望はむなしく、

私の髪は切られてしまった。

そして

わたしの髪を短くカットした本人に爆笑されてしまった。

怒りたかったが嫌われることが怖く言えなくて

泣きたくなった。

そして傷ついた。


何回も同じやり取りをするうち、

『世間と私の家は違うらしい』

ということに気付いた。

話しても具体的な解決がされないまま、

中学生になった。


そして、悲劇は起こってしまった。

私の髪形が気持ち悪いと

同級生の男子に言われてしまったのだ。

他の男子生徒はおもしろいおもちゃが見つかったと

みんなこぞって、私をいじめ出した。


余計な揉め事に巻き込まれたくない女性陣は

私と話してくれなくなったのである。

よく小学校の卒業式に話す

”私たち卒業しても友達だからね”は

全くのウソであると確信した。


そしてみんな”弱いものいじめ”は好きなのか

翌日には年上の先輩にも伝わってしまった。

だれか知らない人から避けられたり、ツバを吐きかけられたりと

みんな幼稚なことをしてくる。

当然私の心は疲弊し、助けを求める。


こういうピンチ頼れるのは先生だけであるのだが、

先生はあてにならなかった。

明らか避けられているのに、

いじめられているから助けてとSOSを出したのに

状況は変わらなかった。

次は親だ。

親に助けを呼ぼうとした。

だがしかし、

親は過干渉である。

学校に頻繁に電話し、怒鳴りこむことも容易に想像がつく。

怒鳴りこんですぐ後はいいが、その後が問題である。

悩んだ挙句、相談することを止めた。

悪化したら、それはもっと厄介になる。


その次は不登校だ。

しかし、それも先程と同じで親が許してくれない。

「学校には必ず行くもの」と散々言われている。

不登校になったら、いじめの相談よりも学校に行かないことに怒られる。


その次は保健室登校だ。

これはすでに同学年の別クラスの方がされていた。

私はその方と話したことがない。

そして何よりも、

保健室登校は逃げに感じてしまい、

私のプライドが許さなかった。


それなら、死のう。

橋の下から川へ落ちる?

車に轢かれる?

リストカットする?

自分ではできない。


そうだ。
心を殺そう。
感受性豊かな、表情豊かな私だから傷つく。
心さえなければ、人は傷つかない。
無になろう。


そこからは

業務のように

無心で

学校へ行った。

何も傷つかなくなった。

そして

驚くことに、精勤賞をもらった。

この過去を葬り去るため

自分の髪形を変えよう

そこで

高校に入学する前に、やっとカットに連れていってもらった。

そうすると、

モノクロの世界が、初めて色がついた

自分ではわからなかったが、相当負荷があったのだと思う

だから言いたい。

決して親の着せ替え人形にはなるな。

「嫌なら嫌」

「希望が通らないなら、勝手に美容室に行く」

「そんなことで離れる親は親じゃない」

「切り捨てる」

「何よりも自分を大切に」

この過去はあなたが生きている限りずっといる。

だから、自分の思いを大切に。



誰も頼る相手がいないなら、私を頼れ

話は聞いてあげられる

でも救えはしない

自分を変えれるには自分だから

今ある幸せを大事にしてね



最後まで読んでくれた

そんなあなたが

大好きです














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