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志賀直哉名作集 網走まで audible
感想
やや耽美
偶発的な淡い恋
ヒューマニスティックな心情描写
その時代の求められてる男性像女性像にモヤる人もいそう
終始嫌味なく穏やかで美しい文
その先を想像させる上手い終わり方
有島武郎 『小さき者へ』朗読 岩渕柾志
宮沢賢治 ききみみ名作文庫 『グスコーブドリの伝記』前編 朗読 三上博史
宮沢賢治『よだかの星』朗読 三上博史
薄田泣菫『春の賦』朗読 寺島尚正
先週末に続き、今週も朗読鑑賞です。こちらも青空文庫にある作品です。
薄田泣菫さんの『春の賦』の朗読を拝聴しました。
外出ままならず弱った体の作中の語り部(主人公)が春の訪れを喜んでいる、そんな作品です。
とても情緒的に春を讃えてます。
また不老不死の妙薬を作った人の古事小噺がでてきます。
再生の象徴としての春への期待か、せっかく作ったその妙薬を全ては飲み干さず半分地面に巻く所動に、今の自身の想い
宮沢賢治『虔十林公園』朗読 寺島尚正
聴読感想文です。
目で読むよりずっといい。
今朝の1本に続き本日は2本目。
こちらも青空文庫にある作品です。
幸せの成り立つ様(一つの形)が書かれています。虔十が植えた杉林には子らが集まり、そばに鉄道が通り街が栄えます。この林は、歳をとり思い出の場としても新しく越してきた住人達にも親しまれます。
記念碑が立ちました。これからも憩いの場として歴史を刻んでいくのでしょう。
独特な文言に囚われてしま
吉川英治『日本名婦伝 小野寺十内の妻』朗読 寺島尚正
赤穂浪士四十七士の一人、小野寺十内とその妻の物語。
吉川英治さんは高校時代に読んだ三国志(途中まで)以来です。
琴の演奏に返事した句や処罰される日まで取り交わされた手紙に付された句など、寺島さんの朗読がちょうど良く、美しい低い声で聴きやすかった。朗読聴き、癖になりそうです。
今朝読んだお借りしている『国民の修身』『國民禮法』の手折りページや付箋のページをまた読み直した。
条理はきっと、深いところ