【三回忌】まねきさん と、お知らせ
トップ画像は、及ばずながら自身でまねきさんの似顔絵を描いてみました。
「岬めぐり」山本コータロー&ウィークエンド
追悼に歌おうかと思ったのですが、風邪の後の喘息が続いて歌えず、動画だけです。あしからず。
恩師、まねき(noteアカウント名)さんの、三回忌が、本日2024年12月23日である。
一昨年、まねきさんは夏から5ヶ月間noteの世界に旋風を巻き起こし、そして、そっとこの世を去られた。
まねきさんは、持病の腎臓病が悪化され、主治医だった方がそのちょっと前に亡くなられ、心の拠り所をなくされていた。散々、代わりのよい医者を探していたが駄目だったらしい。
その頃、コロナが流行っていて、持病を持つ方が熱を出しても病院で診察を受けられない事態が続いていた。まねきさん、曰く、
「必要な人に必要な医療が届かない。異常事態ですよ……」
その数ヶ月後、この世を去られたまねきさんだった。
「noteは楽しんだもの勝ち」
その言葉を遺されて……
恒例のお昼の「ランチつぶやき♪ お昼食べた? 」のランチコーナー。これは、亡くなる前日まで続けられた。
そして、元編集者としての知識をnoteに綴られた。企画者でもあり、他では寸前まで企画を売って歩いておられた。
懐深くて、人に興味を持ち、人心掌握の巧みな方だった。なにより人間的魅力があった。
「えみちゃんは、場面転換がうまい。シナリオ向き」
「文章なんてね、書く気持ちが大事。作法はあとから付く」
「若い頃、シナリオライターに興味あったの? 」
「えみちゃん、表現が硬いよ? 付け入るスキが無いように書かないで、もっと、のびのびと!! 」
実際お会いしたときは、私の「調理補助シリーズ」を目をキラキラとさせて語ってくれた。
「おもしろいよ。これは、ブルーオーシャンだね! 」
残念ながら、今年の始めのS―1シナリオグランプリでは、2次を通過したところで「体育会系調理補助」は、玉砕した。
私は、まねきさんの死後、シナリオの学校へ入って研修科も後半を過ぎてきた。卒業したら、課題に追われず、コンクールや投稿専門に書くことが出来る。(noteは、辞めないです)
事情があって書くことを復活させた私だが、アイデアはあってもそれを世に出すことまでは考えていない私だった。ただ、noteというアプリに出会い、つらつらと文字を紡いでいるだけだった。
まねきさんは、ただ漫然と生きている私に、もう一度「映像」「シナリオ」という「総合芸術」に関わることを思い出させてくれ、様々な出逢いや御縁のきっかけを作ってくださった。
ただ、
もう、三回忌です。
私のアカウントの(元・鈴木江実子)は、まねきさんが記事のなかで、その頃の「鈴木江実子さん」と、載せてくださっているので、「三回忌までは」と冠していました。私の旧姓を名前占いで文芸向きというので使っていたのですが、アカウントを現在のペンネーム「山田えみこ」だけと切り替えます。まねきさんから、もうそろそろ卒業しなければなりません。
まねきさん、ありがとうございます。
忘れませんけど、卒業しますね。
追悼