うつうつとする
知り合いのブログに弁護士さんの「鬱」の話しが書いてあった。
依頼者との信頼関係もうまくいかなかったり、訴訟に負けたりすると、その精神的な苦痛は大きいのだそうだ。
そうだよな~と思う。
私もたぶん、今、軽く「鬱」なんだと思う。
とにかく何もやりたくない。誰ともしゃべりたくない。
ついこないだまで、過去に例がないほど、がむしゃらに営業かけて、
ロビー活動にもいそしんで、でも、報われないというか、自分ではどうしようもなくて、ピンと張りつめたものが切れたんだと思う。
そんなことやっている自分自身が、うっとおしい存在に思われているのではないかと思えてきた。若いころに、50歳すぎた人たちが大声を張り上げていたのを「こわっ!あんなにはなるまい」と思っていたのに、まさにそんな感じではないか。あれだけ忌み嫌っていた人たちの姿が、自分の今の姿とかぶった。
そこにきて、母が今週末にぎっくり腰になった。急きょ往診してくれた整骨院の先生に
「お母さん、さみしいと思うので、かまってあげてくださいね」
と言われた。
母がさみしいという気持ちは分かる。けれど私もオットのところにも全然帰れてないし、がんばってるんだよ。
この冬、我が家ではリフォームを計画している。リフォームと一口に言うけど、片づけや家具の移動など、ものすごくたくさんのことがある。それをぎっくり腰になった82歳の母と軽鬱の私がすることになろうとは。弱り目にたたりめとはこのこと。夫はきっと手伝ってくれない。彼はこのリフォームには反対だったからだ。
ゆっくりと考えてみた。きっと「こんなにがんばっているのに、むくわれない」という気持ちの持っていきようがないんだろうと思う。
若いころは、頑張っていたら褒めてもらえた。けれど、今は文句を言われても、褒めてもらえことなんて、まずない。
客観的に見たら、報われているんだ。仕事もそこそこ入ってくるんだから。
だけど、鬱。このまま何もせず、5年ほどじっとこもりたい。
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