本当はずっと甘えたかった
以前、夫に対してラブを隠さなくなったことを書いた。それからわたしの甘えは留まることをしらない。そんなわたしを誰か止めてくれと言いたいところだが人に見られた時点で死にたくなるだろう。
年を追うごとに子どもになっていくわたしがいる。
大人になった今、きっと一番“子ども”を体験しているのだ。
子ども時代、家庭の中で安心を得られなかったわたしにはきっと純粋な無邪気さはなかった。家族の中で一番年が若かったわたしは誰よりも空気を読みながら、波風が立たないよう生きていた。その時は自分の気持ちよりも平穏な一日を過ごせることの方が重要で、それがその時を生き抜く術だった。
真の無邪気さは安心や安全の中で育つのだと思う。
わたしは今、自分の中の“無邪気な子供”を育てなおしている。