目立ちたくないも目立ちたいも持っている
わたしは目立つことにすごく恐怖があって、だから自分は目立ちたくないんだと思っていました。
そうなると目立たないように生きるんですけど、次第にちょっとは見て欲しいんだけどなという気持ちが出てきました。つまりは反対側の目立ちたい気持ちも持っていたのです。しかし目立つことはこわいから、やっぱり目立たないようにする。そうなると目立ってる人が気になってきます。単に目立つ人というよりは大したことないのに、前へでてくるなーという人がわたしは気になりました。
大したことないのに目立とうとするなんて
大したことないのにわきまえろ
大したことないのに恥ずかしくないのか
大したことないのに、、、
相手に思うことは、自分のことを縛る鎖です。
それを長い間、自分に言っていたようです。
大したことないのに絶対目立とうとするなよ!と自分で自分をものすごい押さえつけて、ずーっと見張っていたのです。
そのことに気づいた時、
相手は自己の投影なんだと改めて思いました。
イヤな相手は自分の認めたくなかった、捨ててしまった一部をこれあなたの落とし物ですよ、と持ってきて見せてくれる存在。
捨ててしまった理由は過去の経験や親の教えなど色々とあるんですが、その落とし物を受け取る時は、うぎゃー!とひと悶絶です。なんせ散々こきおろしてた部分ですから。しかし考えたら、何も悪いことじゃない。目立ちたくて何がいけないのでしょう。それに自分のこと大したことないなんて決めつけないでやってくれ。
目立ちたい気持ちがあったんだねとその気持ちをしっかり認める。そして目立ってもいいよと許可する。それでひとつの葛藤が終わるのです。