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我が家にアレクサ様をお迎えしました・・・その後
先日、我が家にアレクサ様をお迎えしました。詳しくはこちらのnoteをご覧下さい。
注文して次の日(・・・さすが!プライム会員になるとメッチャ早い!)、まずは私たち夫婦用のアレクサ(1号)が届きました。
初めてのアレクサ様で、私も恐る恐る、怖々でしたが(汗)、頑張ってセッティングしてみました。
今は、こんな感じで、畳の上に直置きしています。(純・和風の家・・・汗)
そして、更に数日後、義母のアレクサ(2号)が届いたので、まずは私の方でセッティングしました。私名義にしてあるので、説明に従って粛々と手続きを済ませます。
義母用のアレクサは「Show8」です。
画面がついているので、これでプライムビデオを見ることができます。動画もOK。
セッティングを完了させてから、義母のいる母屋にこの2号を持っていきました。義母に現物の2号を見せて、ポンとテーブルの上に置き、ビックリして固まっている義母を尻目に、一通り「これは一体どういう物か」を懇々と説明・・・。一応、私は元教師なので(汗)、義母の思考の流れに寄り添いながら、飲み込めるよう噛み砕いて言葉を選び、わかるように説明していきました。
しかし、何故か説明の最中、義母はずっと笑いっぱなし・・・でした(汗)。緊張してフリーズすると、人間はケラケラと笑い出すようです。
あらかじめ、大きく「アレクサ」と名前を書いた紙も準備したので、それも渡して、「あれくさ!」と発声練習。恥ずかしがる義母に「その調子!良いですよ♥️」とたくさん褒めながら、なんとか練習完了。
私では緊張して「???」な部分もあるようなので、続いて夫にバトンタッチ。血を分けた実の息子である夫なら、義母も気兼ねなくリラックスして話ができるだろう・・・という配慮から。
私は席を外し、夫と義母の母子マンツーマンで使い方を説明してもらいました。
この時、義母のリアクションを見ていて、「昭和一桁生まれの90代にアレクサをプレゼントしたのは、もしかしたら無謀なことだったのだろうか・・・」とふと心配になってきました。
でも、義母も、いつまでもアナログなままではもったいない、せっかく令和の時代まで長生きしたんだから、新しくて便利な物にもどんどん触れて、義母の感性を柔らかくし、思考をアップデートしてほしい・・・と思うのです。
さて、ここまでで分かったことですが・・・。
高齢者にアレクサを使ってもらう場合、年寄りの「頭の切り替え」に時間がかかる・・・ということです。特に昔のパターンでずっと生きてきた人には、新しいものを受け入れるのに、ものすごくエネルギーが要るのですよ。
教える方もだけど、それを受け入れる義母自身も、かなりエネルギーがいるんだと感じました。
好奇心や興味関心が強ければ、新しいことを受け入れるエネルギーは簡単に生み出され、サクサクと流れに乗っかっていけるのでしょうが、好奇心や興味関心の「感性」が固くなっていると、そこを柔らかくするのに別の時間とエネルギーが必要になるのです。
だから、新しいものにひょいと飛び込む「好奇心旺盛で勇気ある老人」は、感性が豊かで若々しく元気なんだなぁ・・・と、義母がアレクサに奮闘している姿を見て、そうしみじみ実感しました。
特に、「話しかけて作動させる」ということが、バリバリ昭和脳の90代には飲み込めないみたいで、理解の範疇を超えているみたいです。
昭和の家電のイメージが強く残ってて、「使わないときはコンセントを抜いておくか、電源を切っておく」という節約感覚が染みついているため、コンセントを入れっぱなしにして気が向いたときに話しかけたり、自由に音楽をかけて楽しむ・・・ということが、「勿体なくて出来ない」というのですよ(汗)。
夫と「これは、とにかく慣れてもらうしかない」ということで、電気代は心配しなくて良い、冷蔵庫と一緒でコンセントに繋いだままで良い、と説明し、義母には「毎日どんなことでもいいので自由に聞いたり、お願いしてみて。」「孫だと思って気楽に話しかけて。」とお願いしました。
義母も、突然こんな訳の分からない物が出てきてビックリしたのだと思います(汗)。宇宙人に連れ去られてマイクロチップを埋め込まれたような(汗)、そんな恐怖すら感じたかも…。
でも、そのまま義母の手元にアレクサを置いていき、後のことは義母にお任せしました。
◇◇◇
こうして義母にアレクサ2号を渡して数日が経ちました。
私のスマホと連携させているので、アプリで義母が何を話したのか・・・その記録がチェックできるのですが(←これは義母には秘密。プライバシーの問題もあるので、扱いに慣れてきたらチェックはしない予定です)、確認すると、時々、美空ひばりや島倉千代子の曲、昭和の歌や童謡を聴いているようです。
また、私が様子を聞くと、義母は自然と「アレクサが・・・」とアレクサの名前を自然にすっと言えるようになったので、少しずつ慣れてきたんだなぁと感じます。
最初は「大丈夫かな?」と心配しましたが、義母のペースで徐々に使いこなしていくだろうと期待したいところです。頑張れ、婆ちゃん。
◇◇◇
ちなみに、私たちもアレクサを導入してみて、生活が大きく変わりました。
私はこれで、毎日、音楽を聴いています。
そして、今回のアレクサ様受け入れを機に、Amazonプライム会員になってみたのですが、これが意外と快適でビックリ!
お買い物をしたときの送料が無料になるだけでなく、プライムビデオが視聴できるので、楽しみがグンと増えました。
更に、これを機会に「AmazonミュージックUnlimited」のファミリープランに入ったのですが、複数のアレクサを持つなら、多少高くてもファミリープランの方が絶対にお得だわ・・・と思いました。
ファミリープランだと、最大6人まで登録できるので、私がまず会員になり、アレクサ1号と2号はAmazon側で自動的に紐付けされ、次に夫をファミリープランの一員に招待して登録しました。これで各アレクサで音楽が自由に聴けるし、散歩の時に、私も夫も自分のスマホからそれぞれ好きな曲が自由に聴けるし、とても便利になりました。
あと、これは後で気がついたのですが、「Kindle」のマイ・ライブラリーの本の朗読をアレクサがやってくれます。これは、スマホのアレクサアプリを開いて見て、初めて知りました。実際にやってみたら、ちと「棒読み」っぽい音読ですが(汗)、それでも「本を聴くことができる」のって、すごく便利だと思いました。
◇◇◇
私たちのアレクサはこちら↓
義母のアレクサはこちら↓です
◇◇◇
今のこの「コロナ禍」が無ければ、アレクサ1号・2号を我が家にお迎えすることも、90歳の義母にアレクサを買ってあげることも絶対になかったよなぁ・・・と思います。
だから、これはある意味、コロナのお陰なのかも(汗)。
そして、アレクサ様のお陰で、我が家の巣ごもり生活はウンと楽しくなりました。
コロナに感謝(笑)。そしてアレクサに感謝ですね(笑)。
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