動かされているような感覚

ここ数日間、私の周辺でいろいろなことが起き、予定通りに物事が進まない。

これは占星術でいうところの『水星逆行』が原因なのだろうけど、物事がうまくいかない状態が起きるパターンが、今までとは全く異なるものであることを切実に感じている。

スピリチュアル的に言えばカルマ。
仏教で言えば因縁。

そういうものが動き出し、足をすくわれるような感覚に陥る。

今までは個々の心の中に封印され、人目につかぬよう隠されてきたモノたちが、今このタイミングでゴロゴロ出てきて、それらが私たちの行く手を阻む…という感じなのだ。

自分の前に突然出てきて、まずは躓く。

つまずいて足が止まったところで、そのモノたちは足に絡み付き、ベタベタとくっつき、まとわりつき、先へ行こうとする我々の行く手を阻むのである。

しかも、それらは自分一人のものとは限らず、自分と縁がある人の因縁だったり、他者が積んだ業だったり、自分が属している世界の集合意識だったり、国家や民族のカルマだったり…等。

それらが隠しきれなくなって派手に暴発し、その影響を多かれ少なかれ第三者の私たちも受けている…という感じなのである。

そのため、なかなか前に進めない。必ず何かが起きる。

予定通りに進まないのが当たり前と覚悟しなくてはいけない。

いや、予定通りにいなかいことを楽しむ心の余裕が必要だ。

そんな感じで、ここ最近はずっと変調子のなかを生きている。

ちなみに、この水星逆行は明日までらしい。
明後日からは巡行に戻るとのこと。

今まで何度も足をすくわれる度に、微調整や軌道修正を求められて大変だったけど、それももう少しの辛抱。

この間に、過去に置き忘れて放置してきたものを、無理やり確認させられたことも多々あったけど、大変たった分、過去の忘れ物を整理して片付けられたから、良かったのかもしれない。

今まで私たちの足を止めてきた世界のカルマも悪因縁も人々の業も、これを機会にすべてが浄化へと進み、新たに生まれ変わって成仏しますように…。

そう心から思う。