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【体験レポ】これは初めての自炊にもオススメ!美味しく簡単に「蒸し」ができる便利グッズ/家事問屋の【蒸しかご】

拝啓、息子へ

あなたが大学進学と共に家を出て一人暮らし始めてから、早いもので8年目の春を迎えました。

大学を卒業して社会人になった今も、自炊生活を送っているとのこと。

元気で頑張っていますか?

ところで、今回、便りを送ったのは他でもありません。

最近、お母さんはとっても便利な道具を見つけたので、それをお知らせしたくて、手紙を書きました。

ふっふっふっ。何なのか気になるでしょう?

それは「蒸しあみ」という調理道具です。

「え?何それ?意味わかんねー!」と叫んでいるあなたの声が、ここまで聞こえてきそうです。

まぁまぁ落ち着いて。最初にお母さんが試して使ってみたので、そのレポートを君に送りますね。

すごく簡単で楽に美味しく、一人用の「蒸し料理」ができる便利グッズです。

これで、ヘルシー自炊ライフを楽しんでください。

母より

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◇◇◇◇

もしも息子が自炊を始めるとしたら…

8年前、息子が大学進学と同時に一人暮らしを始めるとき、「自炊にチャレンジしたい」と言う息子のために、私は、料理ビギナーの息子でも使えそうな鍋とフライパンを一つずつ買って、新居に届けました。

その後、息子は何度も失敗を重ねながらも、料理のコツを掴み、自分の分だけでなく、部屋に遊びに来た友達用にもごはんを作っていたそうです。

そんな息子も、大学を無事に卒業して、今や社会人3年目。

息子は、今も相変わらず一人暮らしをしていますが、もしも、あの時、この「蒸しかご」と出会っていたら、間違いなく私はこの「蒸しかご」も新居への荷物の中にそっと忍ばせていたでしょう。

世の中には、とても便利な調理グッズがありますが、この「蒸しかご」は使い方が非常にシンプルでお手軽。ケアも保存も簡単です。これなら、自炊一年生だった息子にも安心して持たせられます。

もう少し早く出会っていたら、私の料理生活と息子の自炊生活、どちらも大きく変わっていたことでしょうね。

料理に関しては、実は面倒臭がりの私。「蒸しかご」と出会う

急に話が変わりますが、ここで少し「私」のことを語らせてください。

実は私、面倒臭がりなんです。特に料理に関しては…。

道具をあまり増やしたくないし、手間もあまりかけたくない。

そんな気持ちで日々暮らしています。

そもそも、私が使っているキッチンはとても狭く、IHコンロが一つ。シンクや作業台も小さめです。ですので、道具が増えると置き場所がなくなるため、極力道具は増やしたくありません。そして、料理をした後の洗い片付けも、せまいキッチンではストレスになるので、やはり使う道具も極力抑えるよう心掛けています。

なるべく余分な手間を省いて、段取りよく作業が進むように…。

これは私の永遠のテーマです。

そんな私ですが、子供が自立して家を出てからは、「しっかり作って、ちゃんと食べさせなきゃ」の責任感がポロリと取れて、肩の力がガクンと抜けました。

ただでさえ面倒臭がりな私が、面倒なひと手間の連続である「料理」という作業を、長い間コツコツやってきたのですから、今までよく頑張った!と言ってあげたいくらいです。

最近は、買ってきたお惣菜やテイクアウトを上手に利用しながら、無理しないよう程々で楽しんでいます。もっと気楽に作って食べればいいや…と、料理も自然と「気楽でのんびりしたもの」へと変化していきました。

そんな私が、ある時、家事問屋さんの「蒸しかご」と出会ったのです。

家にあるフライパンを使って、簡単に「蒸し」ができる…という道具です。

これなら面倒臭がりの私でも、使いこなせるんじゃないの?

と思いました。

実は今まで、私は「蒸し」は非常に面倒で難しいことだと思い込んでいました。なんとなく「道具の準備が大変そう」「片付けも大変そう」とネガティブなイメージをもっていたのです。

でも、この思い込みと先入観、そろそろ塗り替えてみたいな…と思いました。

なんといっても、キッチンに新たに加わる新しい道具は、この「蒸しかご」一枚のみ。これは非常に魅力的です。

ちょっと試してみたくなりました。

我が家に「蒸しかご」がやってきた

期待に胸を膨らませて待つこと数日。我が家に「蒸しかご」がやってきました。

第一印象は「意外と小さめなのね~」。そして「おっ軽い!」。直径は約20cm。それほど大きく感じません。

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私の手と比較してみましょう。

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手に持つとこんな感じです。

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横から見るとこんな感じです。すごく美しい!置物にしてもいいくらいの美しさです。

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更に、手触りもとても良く、金物なのにとても滑らか。手に持った時、指先にしっくり馴染みます。職人さんの丁寧な手仕事であることをジワジワ感じます。

針金が横から飛び出て指に引っかかって怪我をする…なんて心配は一切無さそう。小さな子供に持たせても安心な設計。

26cmのフライパンに入れて置いてみました。ちょうどいい感じです。

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斜め横から見るとこんな様子。フライパンの底に水を引いて、加熱し、そこで「蒸し」を行う…という方法です。

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「蒸しあみ」の足の高さは約1㎝。あみにかからない程度の水を張るので、それほど水を入れることができません。

「大掛かりな蒸し料理を作る」というより、蒸し野菜を一品作ったり、冷凍食品の豚まんやシュウマイを蒸すのにちょうど良さそう。

一人暮らしの自炊で「初めての蒸し」にチャレンジするのにも、これは便利そうです。

「蒸しあみ」のサイズをチェック

ここでちょっと蒸しあみのサイズを確認してみましょう。実際にメジャーで測ってみました。

【横幅】

お絵描きノート ページ16

横幅は、取っ手の部分も含めると21cmです。

【高さ】

お絵描きノート ページ15

足の部分の長さは1cm。テーブルやフライパンに「蒸しあみ」を置いた時、取っ手部分まで含めた高さは4cmになります。

【例えば、卵を乗せた場合、どんな感じなのでしょう?】

実際にモノを乗せたとき、どんな感じになるのか?…イメージしてもらうため、フライパンに設置した「蒸しあみ」に卵を乗せてみます。

我が家のフライパンは、高さが6cmです。

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このフライパンに「蒸しあみ」を置き、卵を乗せてみました。わかりやすくするために、フライパンにラップをかぶせてみます。

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卵の上部に、ラップが触っています。つまり、この高さのフライパンで、ピッタリ平面的な蓋を使った場合、「蓋が閉まらない」…ということです。

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フライパンの蓋を乗せてみると…

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我が家の蓋は、中央がポッコリ膨らんでいるので、高さをカバーできますが、そうではなくキッチリ平面的な蓋を使うと、卵が蓋に当たってしまい、しっかり蓋が閉まりません。(←ここ要注意です)

ですので、事前に、自宅のフライパンの大きさと蓋の形状をチェックしておくと良いと思います。

もしも、「蒸しあみ」用にフライパンを購入するのなら、少し深めのフライパンがオススメです。

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中川政七商店さんのサイトより引用)

早速、実験してみましょう!「ブロッコリーを蒸す」

ということで、さっそく試してみましょう。

記念すべき第一号は、「蒸し」野菜の王様・ブロッコリーです。

今まで「茹でブロッコリー」しかやったことがなく、「蒸し」は初めてです。

①蒸すまでの手順

⑴ブロッコリーを一房、用意しました。きれいに洗い、小さく切り分けます。

⑵フライパンに「蒸しあみ」をセットし、蒸しあみの底に水が付かない程度に薄く水を入れます。

⑶「蒸しあみ」の上に、切り分けたブロッコリーを乗せていきます。

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②点火→蒸す

フライパンに蓋をして点火。火加減は強火にします。

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点火して1~2分すると、すぐに水が沸騰します。沸騰してもそのまま蓋をして蒸し続けます。

今回はブロッコリーの量の加減が分からず、蓋が閉まらないくらい大量になってしまいました。

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水が沸騰してから数分経ったところで、蓋を開けて蒸し具合をチェック。フォークで刺したら、すーと刺さりました。

美味しそうな「蒸しブロッコリー」の完成です✨

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フライパンから蒸しあみを取り出すときは、両端についている取っ手をつまんで取り出します。

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出来上がった蒸しブロッコリーは、お皿にとりわけ、ドレッシングをかけてシンプルにいただきました。

新鮮な野菜は、加熱してそのままでも「立派なご馳走」になるので、本当にありがたいです。

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③味見&感想

「茹でる」ではなく「蒸し」なので、野菜が水っぽくならず、ぷりぷりとして野性味が濃いブロッコリーに仕上がりました。とても美味しかったです。

そして、ここで一つ発見したのですが、この蒸しあみを使った調理は、「後の洗い片付けがとっても楽チン」ということです。

水で野菜を蒸しただけなので、他の「炒める」「煮る」と比べても、あまり汚れておらず、器具を洗う手間が軽く済み、本当に楽でした。

あみの大きさも、初めて手に取ったときは、やや小さく感じましたが、洗い片付けや収納にはちょうどいいサイズだなぁと感じました。


他にもいろいろ蒸してみましょう

他の食材でも「蒸し」にチャレンジしてみました。初めての一人暮らしで「自炊を始めたとき」をイメージして、簡単なものでの実験。

⑴かぼちゃ

スーパーで1/4サイズにカットして売られていたものを使用。実験なので、この1/4の量を丸々使ってみました。

やはり上記のブロッコリーと同様、「蒸しあみ」からこぼれるほどのかぼちゃの量。これらを蒸しきるのに、フライパンの水量が足りるか否か…ずっと冷や冷やしました。次回からは蒸す野菜の量を少し減らそうと思いました。

蓋をしてスイッチオン

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6分くらい経ちましたが、まだ固ゆで状態だったので、もう少し追加で蒸します。

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こうして無事に「蒸しかぼちゃ」が完成しました。

【感想】

私はよく「カボチャの煮物」を作るのですが、煮物にするより「蒸し」の方が早くカボチャが柔らかくなるのにビックリしました。しかも、ほっこり仕上がるんですよね。もちろん味付けは何もしていないので、ドレッシングや塩をかけていただきましたが、煮物に飽きたときは、蒸しかぼちゃにしてシンプルにいただくのも良いなぁ…と思いました。

⑵さつまいも

スーパーで大きめの「紅はるか」を一本購入。今回も(実験なので)さつまいもを丸ごと一本、蒸し網にセットしました。

またもや蓋が閉まらない。

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途中で蒸し加減をチェックしたり、差し水をしたりしながら、約8分ほど蒸しました。無事に完成。

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フォークに刺して、蒸し具合をチェック。

フライパンから蒸しあみごと取り出して、テーブルにドン!

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美味しそうな「蒸しさつまいも」が完成しました。

【感想】

蒸したさつまいもを「蒸しあみ」ごと取り出し、写真のように冷ましてみてましたが、そこで初めて気づいたことがあります。それは、この「蒸しあみ」は目が粗いので、底に水滴が溜まらない…ということです。あみ底の芋が蒸気でできた水滴で濡れてベタベタになる…なんてことがなく、とてもありがたかったです。

こうしてテーブルに蒸し芋を置いていたら、夫がつまみ食いしてて、どんどんなくなっていきました。

⑶新玉ねぎ

ちょうど新玉ねぎの季節だったので、蒸し玉ねぎも試してみました。一個の玉ねぎを1/4にカットして、蒸しあみに乗せて蒸してみます。

(この大きめカットが、後々、失敗の原因に…)

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6分経ったところで蓋を開けてみたら、一切れが大きすぎて蒸しきれず、まだ硬そうだったので、追加でさらに5分蒸してみました…。

が、ここで事故発生!

なんと!蒸し用に引いていた水が蒸発して、フライパンの底が焦げてしまいました!

「ん?焦げ臭くない?」と不思議に思って、臭いの先をふと見たら、加熱中の蒸しあみフライパンが…。ゲッ!

慌てて蓋を開けたら、見事に底が焦げていました。オーマイガー!

やっちまった…。一生の不覚でした。

【ここで学んだこと】

早く安全に蒸し上げるために、野菜は小さめにカットする。
フライパンの底の水加減を見て、蒸発して水がなくなりそうなときは、差し水をする

※コンロの形状やタイプによって、ベストな蒸し時間も個々によって異なりると思います。みなさんのベストな火加減と蒸し時間は、それぞれで試しながら見つけていってくださいね。

ちなみに、新玉ねぎは美味しく蒸し上がっていました。また、蒸しあみも焦げ付いておらず無事でした。

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蒸した新玉ねぎは、甘みが増している上に、しっとりと柔らかく、とても美味しかったです。胡麻ドレッシングをかけていただきました。

⑷もやし

「こんなものもOKなんだろうか?」という疑問を解決するために、もやしでも実験してみました。

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今回も、もやしを一袋、全部使ってみました。またもや量が多すぎて蓋ができない…。(面倒くさがり&ズボラですみません)

もやしの「蒸し」は早かった!約3~4分ほどで完了。

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蒸気で写真がぼやけていますが、蒸しによってカサが大きく減りました。

【感想】

あみの目が粗いのと、量が多いとこぼれ落ちやすくなるため、もやしが数本、フライパンの水の上に落下していました。次回からは、一回分の蒸す量を1/2袋か1/3袋に減らそうと思います。

蒸したもやしの味は、茹でたときと違って、もやしそのものの味が濃く出ている感じです。メインの料理の付け合わせにして美味しくいただきました。

⑸卵

ここまで野菜や芋ばかりだったので、いよいよタンパク質系も蒸してみたくなりました。そこで思いついたのが「卵」!

「茹でたまご」ならず「蒸したまご」。蒸し時間をググって調べてみたら、固ゆでにするなら蒸し時間は10分と出ていました。

そこで早速、蒸しあみをセットして、卵を蒸してみます。

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途中、7分になったところで、フライパンの水をチェックし、少し足してみました。(差し水をしても、すぐに沸騰するので大丈夫です)

こうして待つこと10分。

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「蒸したまご」が完成

少し置いておいて冷めてから、殻をむいてみました。

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つるんときれいに剥けます。これは嬉しい。

半分に切ると。こんな感じです。バッチリ「固ゆでたまご」です。

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【感想】

味は、茹でたまごとあまり変わらない感じですが、食感は全体的にプリプリした印象。でも何より、鍋で煮るより「蒸す」ほうが簡単に早くできるので、これからは「茹でたまご」を食べたいときは「蒸す」で作ろう…と思いました。

また、この後にも「蒸したまご」を作りましたが、今度は、冷蔵庫から取り出してすぐの冷たい卵をすぐに蒸してみました。茹でた場合だと、急激な温度差で殻にヒビが入るところですが、蒸す場合は、不思議とヒビが入らず、最後まできれいに蒸し続けることができました。また、殻をむく時も、つるんと綺麗に剥けました。

⑹冷凍シューマイ

冷凍食品のシューマイも試してみました。

数ある冷凍食品の中から、パッケージの裏側に記されてある調理方法に「蒸し器で蒸す」も含まれてあるものを選んで購入。

説明書きには、「クッキングシートを敷いた上に、凍ったままのシューマイを乗せる」とあったので、その通りにし、「蒸し時間」も説明の通りの時間に設定しました。

こうして待つこと数分。

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時間になったので蓋を開けたら、蒸気と共にいい香りがしてきました。

蒸しシューマイの完成です。

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【感想】

レンジでチンする方が楽かもしれませんが、こうして「蒸す」方が、レンジ特有の「加熱ムラ」は防げますね。まんべんなく蒸気が行き渡るので、どれも変わらず、ふっくら美味しくシューマイに仕上がりました。

でも、クッキングシートを下に敷いていると、蒸気なのか?肉汁なのか?底に水気が溜まってしまいました。

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シートは敷かないで、「蒸しあみ」の上に直に乗せて蒸した方が良いかもしれません。

⑺冷凍豚まん

もう一つ、冷凍食品にチャレンジしました。こちらも「蒸し」での加熱がOKの冷凍豚まんです。

これも、冷凍豚まんのパッケージに記載されてある「方法」(豚まんの下にクッキングシートを敷く)と、指定されている「蒸し時間」を厳守してみました。

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待つこと数分。美味しい豚まんが出来上がりました。

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【感想】

豚まんも、先の冷凍シューマイと同様、クッキングシートを下に敷いたためなのか?シートの上に水滴が溜まっていました。

豚まんも、シートなしで蒸した方がよさそうです。

少ししっとりしていますが(水滴のせい?)、ホカホカして柔らかく、美味しかったです。

もぐもぐ…。ごちそうさま!

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まとめ

以上、身近な材料を用いて、簡単「蒸し」体験をしてみました。

準備も片付けも驚くほど簡単なので、ズボラで面倒くさがりの私でも、手軽に蒸せます。

最近では「ちょっと蒸しちゃおう~」と気軽に蒸しあみをセットして、野菜や卵をサクサク蒸すようになりました。あと、一人だけのお昼ご飯には、冷凍豚まんを取り出して、サクッと蒸していただいたり…等々。本当に便利です。

今までの私は、「蒸す」のハードルがすごく高くて、地上100mくらいの高さがあったんですが(とても乗り越えられない絶望的な高さ)、ところが、この「蒸しあみ」を使うようになったら、一気に30cmくらいの高さにまで急下降しました。今は、「蒸し」の世界へひょいと簡単に飛び越えて入っていけます。

これはすごい…。世界観が大きく変わりました。

◇◇◇◇◇

最後にもう一度、息子へ…

息子へ。どうでしたか?

以上が、お母さんが実際に「蒸しあみ」を使ってみた様子と感想です。

あなたはよく知っていますよね。お母さんが面倒くさがりでズボラだということを…。その上、おっちょこちょいの、すっとこどっこい…だってことも。

そんなドジっ子なお母さんでも「蒸し」の天才にしてくれたのですよ、この「蒸しあみ」は…。お父さんも、もうビックリですよ。

試してみた結果、「これは非常に素晴らしい逸品だ」と太鼓判を押します。

ですので、是非、あなたも試してみてください。


最後に、大事なことを書き綴っておきます。

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母より

◆◆◆

あとがき

こちらは、この「蒸しあみ」を開発された下村工業&下村企販さん(家事道具ブランド「家事問屋」を生み出した会社グループ)の動画です。

この動画を見て驚いたのですけど、この下村さんは、なんと!1874年(明治7年)創業で、小さな鍛冶屋さんからスタートした会社なんだそうです。

しかも、この動画の中に、昔、子供時代に家でよく見かけたキッチングッズがたくさん出てきてビックリしました。「花柄取っ手のお玉」…これ、下村さんの製品だったんですね。懐かしい気持ちでいっぱいになりました。

丁寧な暮らしの中には、必ず「記憶に残る素晴らしい道具」があります。

「いい道具」とは、まずは、それを手に取った人が、その使い勝手の良さに気づくところから始まります。使いやすさからついつい手が伸び、繰り返し使い回すことで、その人とって無くてはならない大切な道具へと昇進します。こうしてじっくり使い込んだ道具は、やがてその人にまつわる歴史の一部分となり、家族みんなでその道具が共有されたり、あるいは、親から子へと引き継がれていき、いつしか家族みんなの思い出の欠片となっていくのです。

我が家の「蒸しあみ」も、そんな道をたどりつつあります。

きっとこれからも、幾久しく大事に使い続けていくことで、私たち家族の記憶の一部分となり、温かな思い出となって心に残っていくのでしょうね。


この記事は、中川政七商店が運営する「大日本市」の企画で、暮らしの道具を実際に使用し、感想を記事にしています。
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◇◇◇◇◇

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