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Seeing AI 画面の配置が変わった

Seeing AIの画面の配置が大きく変わった。

Seeing AIは、Microsoft Corporationで開発されたアプリだ。
ダウンロードも利用も無料だ。
視覚障がい者だけでなく、文字が見えにくい高齢者にもお勧めしたいアプリだ。
もちろん、ボイスオーバーにばっちり対応している。

画面の構成を書いてみる。
ここでいうボタンを押すとは、通常なら1本指でタッチ、ボイスオーバーユーザーなら1本指でダブルタップとなる。

画面の左上には「メニュー」ボタンが、常に表示されている。
「メニュー」ボタンを押すと、「写真の参照」「設定」「フィードバック」などが表示される。
画面の右上には、「クイックヘルプ」が常に表示されている。
「クイックヘルプ」ボタンを押すと、アプリの使い方を確認できる。

画面の一番下には、左から「読み取り」「説明」「その他」という三つのボタンが、常に横並びで表示されている。
この三つのボタンを押すと、画面中央に表示される内容が変わる。

「読み取り」ボタンを押すと、書類の読み取りができる。
画面中央に、「撮影」ボタンが出る。
「撮影」ボタンの隣に、「ドキュメントの配置をオンまたはオフ」ボタンがある。
ドキュメントの配置をオンにするかオフにするかで、動きが変わる。
ドキュメントの配置をオフにすると、カメラに映った文字を瞬時に読み上げる。
読み上げられる範囲は狭いが、ざっくり内容を確認したいときには便利な機能だ。
ドキュメントの配置をオンにすると、カメラと書類の距離感を判定し、できる限り書類の全体が映るようにカメラの位置を案内してくれる。
適切な位置にカメラを動かすと、「そのまま」という音声の後カシャッと音がして撮影される。
文字認識している間に、音楽が流れる。
音楽が終わると、カメラに映った文字を読み上げる。
読み上げられる範囲が広いし、正確な結果が出やすい。
内容を詳しく知りたいときに便利な機能だ。

「説明」ボタンを押すと、画面の中央に「参照ボタン」と「撮影ボタン」と「顔認識」ボタンと「前面または背面カメラに切り替える」ボタンが表示される。
「参照」ボタンを押して、保存した画像を選ぶと、説明を読み上げる。
「顔認識」を押すと、選んだ画像から登録した人の顔を確認できる。
登録には、「その他」ボタンを押して、「人物」を選ぶ必要がある。

「その他」ボタンを押すと、画面の右下にチャンネルが表示され、画面中央の表示は右下に表示されているチャンネルによって変わる。
上下フリックでチャンネルを切り替えると、認識できるものが変わる。
チャンネルの数は、設定やバージョンによって違う。
私の場合、「製品」・「人物」・「通貨」・「自分のものを探す」・「色」・「ライト」が表示されている。
「人物」と「自分のものを探す」は、利用する前に写真を撮影して、登録する必要がある。
「ライト」は、音の高さで明るさを教えてくれる。

画面の配置が変わったときは驚いたが、操作方法がわかると、書類の読み取りが使いやすくなった。
Seeing AIをApp Storeで
https://apps.apple.com/jp/app/seeing-ai/id999062298

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