益田 石見神楽ユニバーサル公演
ヘッダー画像は、大蛇の面をかぶった私。
益田市で開催された、石見神楽のユニバーサル公演に行ってきた。
母と一緒に行った。
益田のいいところは、駅ビルで夜神楽が見られるところだ。
夜神楽の会場の隣にいいホテルがあるから、移動が少なくて便利だ。
すぐ近くに、飲食店もコンビニもドラッグストアもある。
どれもそんなに広いお店ではないけれど、食事にも日用品の買い物にも困らない。
だから当日は猛暑だったが、そんなに屋外を歩かずに済んでよかった。
私の他にも3人の視覚障碍者が参加した。
3人とも弱視だった。
3人のうち二人は知り合いだった。
益田に向かう特急も食事したお店もホテルも、全員一緒だった。
ときどき話ができて嬉しかった。
神楽の参加者は、私たちを含め10人。
定員は30人の会場に対して少なかったが、その分ゆったりと楽しめた。
演目は、丸茂神楽社中による「ヤマタノオロチ」。
公演の前に、事前解説を聞いた。
ストーリーがわかるので、公演がとてもわかりやすくなる。
演目に使う道具、楽器、大蛇を触れさせてもらった。
なかなか触れられないものなので、とても嬉しかった。
楽器で一番難しかったのは手打ちがね。
小さなシンバルのような形をしている楽器で、チリンチリンと華やかな音がする。
しかし、自力では全く音が出せなかった。
大蛇の面をかぶり、体を背中に背負わせてもらった。
頭が重かった。
大蛇の体は和紙でできていてそんなに重たくはないが、長さが10メートル以上もあり、おはやしに合わせて動かすなんてとてもとても無理!という感じだった。
神楽を舞う方は、厳しい練習を積んでいると知った。
部隊を歩いてみたが、いがいと狭い!
舞台上を大蛇が4頭も動くのだからすごい!
公演には、部隊の様子がわかるように音声ガイドが付いていたが、ほとんど聞こえず残念だった。
それでもおはやしと歌で、だいたいの様子は把握できた。
演奏がすごい迫力だった。
丸茂神楽社中のみなさん 主催者の益田市観光協会のみなさん 本当にありがとうございました。
主催の益田市観光協会の方は、またユニバーサル公演をやりたいと言ってくださっているから、行われるさいには視覚障がい者の仲間に勧めたいと思う。
石見神楽ユニバーサル公演の紹介ページを貼り付ける。
https://masudashi.com/post-139319/