職業について
私は某私立の高校教師をしている。
やりがいは…はっきりいってない。
なぜなら、専門性を全く生かしきれていないから。得意の英語は廃れる一方だが、現実に抗って、趣味の海外ドラマを見てはシャドーイングしたり、英会話アプリで気休め的な自己研鑽をしている。
思い返せば、独身子なしの時は自分時間が無限にあった。何て贅沢だったのだろう。TVを観て、読書をして、ネットにハマり、友人と食事に行ってもまだありあまるほどの時間。その時間が余裕を通り越して、「私、30代になってこんなんでいいのか」問題に突入するのだが、今振り返ると、あの時間はもう二度と来ないのではないか。
海外旅行なんて夢のまた夢。
憧れのNYにヨーロッパ、海外留学までしたのが前世のようだ。
今は仕事が7割、育児が2.5割(このバランスをどうにかしたい)無理矢理恋愛の時間を0.5割捻出している状態だ。学び直しなんてとんでもない。帰宅したら9時までに子供を寝かしつけることだけを目標に家事を済ませる。晩酌でもしたら疲労倍増で痛い目に遭う。週末は家事と買い物、休息で終了という虚しさだが、少しでも生産性を求めようと、上記の英会話アプリなどで空になりかけた自己肯定感を立て直す作業を行う。
正直しんどい…。
が、結構私うまくやれてるじゃん、と思う日々の積み重ねがプチ自信になって、生きる意欲(大袈裟だが大事なこと)になる。だから歩みを止められない。
そんなこんなで私は今日も5時起きである。