最近の記事

距離感

人との距離感が分からない。 特に彼との距離感が未だつかめない。 もっと分かって欲しい、心配して欲しい、助けて欲しい。 欲は海水のように、喉の渇きを更に誘発する。 この歳で急に恋人ができ、よき理解者を得たら、相手への依存や執着が泉のように湧き出てくる。先述した精神的な自立ができていないことを否が応でも感じてしまうのだ。 一体私は何を求めているのだろう? 経済的なヘルプは今のところ必要としていない(自分の稼いだ金で堂々と好きなものを買いたいし、経済的に相手に頼る不安定さを結

    • 沖縄

      沖縄へ修学旅行に行ってきた。 出発前から波乱含だったが、行けば心地よい沖縄の南風が体を包み込んだ。 2日目は民泊だったため、午後は完全にフリー。 近くのトレッキングコースに挑み、壮大な滝に心癒された。 その後ほぼ無人のビーチで癒しタイム。ほんの一瞬のひとり時間だったが(仕事なのだから当たり前だが)、南国の雰囲気に体と心を委ねていると、日常の瑣末が溶けて流れ出していくようだった。 しかし翌日から生徒と合流後、前日の出来事が夢物語だったかのようなカオスを味わい、一気に現実に引

      • 自立について2

        神崎恵の著書から、自立についての抜粋。 まさに今私が抱える課題だ。

        • 再会と現在の私たち

          彼と再会したのは昨年の冬の終わりだった。 10年ぶりにショートメッセージがきていたのに気付かず、半月後に発見するや私の心は踊った。 当時の私たちは同僚であり、ざっくりいうとセフレの関係だった(あえて関係性に名前をつけるならこれしかないだろう)。私は純粋に彼が好きだったし、仕事ができて男気のある彼に強い憧れを抱いていた。アプローチしてきたのは彼の方だったが、気づいたら私の方が一方的に本気になっていた。しかし、ほどなくして彼には正式な彼女がいることが分かり、馬鹿な私はそれをスル

          フェミニズム

          女性ながらの生きづらさを殊に感じ始めたのは教員に転職してからだったか。 20歳以上歳の離れた男性たちから執拗に誘われたり、それを断ると言葉の嫌がらせを受けたり、とにかく私の20代後半は散々だった。 今なら#Metoo案件で完全にアウトである。 それを、当時同僚だった彼氏に話すと決まってこう言う。 「魅力的でモテててたんだよ。」 それを私はいつも半笑いで受け止める。 当時一定層から好かれた私の特殊な「モテ」は、現在の彼にとって一種の勲章のように感じられるのかもしれないとふと思っ

          フェミニズム

          自立について

          女性は経済的に自立していなければいけない- 身をもって知ったのは、離婚を真剣に考え始めた時だ。 当時育休中だった私は、数年前に抱いていた自分の甘さを呪ったものである。 「このまま育休を機に仕事をドロップアウトしたい」 果てしない教職のマルチタスクと自分の力量不足に辟易していた私は、結婚、出産を機にこの地獄から抜け出せるなどと打算的に考えていた。 そういう意味では、私も相手を利用しており、本気で愛してなどいなかったのだろう。 そして離婚時。 もう誰にも寄りかかれない不安はあっ

          自立について

          ルーティーン

          毎日クタクタだ。 子供相手の仕事は自分で量や感情の度合いをコントロールできないため、想定外の事が起こると疲労が一気に増す。 脳が疲弊すると気持ちの切り替えも愚鈍になり、行動にも影響が出る。 物事の優先順位が分からなくなる、家事が捗らない、小さな事で子供を叱る、感情が昂ぶって破滅的な思考になる…。 嗚呼、この負のループはいつになったら終焉を迎えるのか。出口のない迷路に迷い込んだ夢を見た時のような絶望感を覚え、いっそ消えてしまいたいと思う夜もある(一時的と分かっているが)。 そ

          ルーティーン

          育児について

          母親になりたての頃は、育児書を読んではその通りにできない自分に落胆し、思い通りに寝てくれない/言うことを聞いてくれない子供に苛立ちが止まらず、八方塞がりだった。 今も常に余裕がないため、子供達が喧嘩している姿を見るたび怒鳴り散らしているが…。 しかし少しずつ成長してきた2人の娘に救われることもある。 「ママ今日も仕事頑張ってくれてありがとう」 「ママって本当に可愛いね」 お世辞と分かっていても疲れが吹っ飛ぶくらい染み入る言葉をくれる。 あと少ししたら、私への執着も薄れて、外の

          育児について

          シングルマザーの恋愛について

          私の生きる意欲の大きな柱になっているもの、それは恋愛だ。 いや、恋愛とはだいぶ前に決別したはずだった。 5年余りの結婚生活は苦々しい思い出ばかりで、正直どの角度から見ても失敗だったとしか思えない。自分、良く頑張った。 詳細は後述するとして、現在はというと、絶賛交際中。40超えて恋愛するなんて想像だにしなかった。自分でも驚いている。何に驚いてるって、自分の精神世界が20代の乙女だったこと…。 大好きなのに別れを想像すると辛い、だから深入りするのはやめよう。でもやっぱり好き…。

          シングルマザーの恋愛について

          職業について

          私は某私立の高校教師をしている。 やりがいは…はっきりいってない。 なぜなら、専門性を全く生かしきれていないから。得意の英語は廃れる一方だが、現実に抗って、趣味の海外ドラマを見てはシャドーイングしたり、英会話アプリで気休め的な自己研鑽をしている。 思い返せば、独身子なしの時は自分時間が無限にあった。何て贅沢だったのだろう。TVを観て、読書をして、ネットにハマり、友人と食事に行ってもまだありあまるほどの時間。その時間が余裕を通り越して、「私、30代になってこんなんでいいのか」問

          職業について

          40代single motherの仕事・育児・恋愛事情

          毎日目まぐるしく過ぎ去る日々の中、ごく平凡な自分の日常を軽妙に(元来超マジメで思い詰めるタイプ)綴ることで、少しでも人生を俯瞰し、楽に生きられたら、と思う。PMSやプチ更年期障害、加齢も相まって、感情のアップダウンが激しすぎる今日この頃だが、ありのままの赤裸々な自分を言語化し、現在地と未来のあるべき姿を俯瞰できる余裕を見出したい。

          40代single motherの仕事・育児・恋愛事情