大好きな人の歌声
「絢香 PREMIUM SYMPHONIC CONCERT 2024」
in東京文化会館
京都フィルハーモニー室内合奏団特別交響楽団(名古屋)&パシフィックフィルハーモニア東京(東京)との共演
大好きな絢香さんのコンサート
今回は絢香さんの歌と、フルオーケストラとのコラボレーションとのことで
7〜8年ぶりに参加しました。
終演後、
第6〜7チャクラがぱっか〜ん!と開いた感覚で(笑)
帰宅後、感じたものをそのまま脳におさめて眠ることはできないと想い
アウトプットの場として、
久しぶりにnoteを書いてみることにしました。
素晴らしい時間だったことが
少しでも伝わればいいな。
🖌️
大好きな人の歌声
歌を聞いて
身体が鳴っている
心がこもっている
というのは、
私自身もよく口にするし、
歌を歌う人や聴く人には
よく在る表現だと思うのですが
今回、それとはまた違った感覚を憶えました。
「歌っている」のだけど、
「歌」という概念ではないというか。(?)
絢香さんの存在と、
コントロールの効いた歌声と、
そして空間とオーケストラがこうして交わり合うことに感動して
身を乗り出してみたり
時には目を瞑ったりしながら
たっぷり歌を楽しみました。
絢香さんの後ろには、フルオーケストラ
ざっと50人〜70人はいたと思います。
とにかく私が感じたことを表すなら、
音のすべてが"繊細"で、少し控えめ
なのに、その音の世界は、"大きな大きなひとつ"
ストリングスは
聴こえてくる音の粒のひとつひとつに
超クリアな水を含んでいるようで
全員揃って綺麗に
五線譜を泳ぐ美しさが印象的でした。
どんな意識をすれば、
こんなに美しい共鳴が生まれるのだろうか。
きっと一人一人のその技術を超えたところに、
答えがあると思ってしまうのです。
曲のアレンジもとっても素敵でした。
ところどころエッジが効いてたり、
楽しくてわくわく!
印象的だったのは、
確か「ずっとキミと」のアレンジ
1番は歌の後ろでピアノリズムを刻み
2番はホルンで歌とは違うメロディを奏でる
そうやってオーケストラ側の主役がどんどん変わるのに
絢香さんの歌はやっぱりずっとメインで居続ける凄さも感じたり。
アレンジの力であり
技術であり
音響さんの力であり
そして絢香さんのボーカルの力なのだろうな。
オーケストラの様子を伺いながら、
呼吸を合わせ歌う姿が、とても印象的だったなぁ。
ところで。
私も歌を歌うから、
絢香さんがどんなことを想いステージに居るのかなとはつい想像しますが…
約2000人を前にして、
きっと誰に届くのか、なんて
ステージの上では考えていないだろうな。
とにかく自分自身をフルに遣って、
一言一言、一音一音、
今、奏でることに集中してるのだろうな。
という答えに行き着きました。
大切なことを教わったなぁ。
美しい音色たちと、
絢香さんの歌声が
コンサートホールのあちこちから跳ね返ることを
目を閉じて感じようとすると
空間と時間とわたしたち人間が交差し、ひとつに繋がっている感覚を憶えました。
さてさて。
素晴らしいコンサートを体験して、
改めて、人生、いくつ感動ができるかだな、という考え方も得たものです。
いつも絢香さんが空へ手を伸ばして歌うように
私も、小さくても求め信じていこうと思えました。
本当に素敵な時間を
ありがとうございました。
椛島恵美
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