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ストーリーあふれるアンティーク•カフェ:空き家再生プロジェクト#56

おはようございます!
本日は、

ストーリーあふれるアンティーク•カフェ:空き家再生プロジェクト#56

といったテーマでお話ししようと思います。

私は現在、空き家・相続に特化した不動産ベンチャー企業で新規プロジェクト「一棟貸別荘」宿泊業にプロジェクトリーダーとして挑戦しています。

こちら山梨県の貸別荘、冬は閑散期といわれているのにもかかわらず連日たくさんのご予約をいただいております…。近々ではなかなかご予約が取りずらい状況。嬉しい悲鳴…ありがとうございます!!( ノД`)シクシク…

近々の予約状況

1棟目の山梨県、2棟目OPENまじか・千葉県、3棟目リノベーション中・神奈川県。
そしておそらく第4棟目となるのが…栃木県日光市っ!!
本格的にインバウンドを狙った物件。現在購入に向けて準備を進めているところなんですね。そして今回、現地調査のため日光市に出向き、視察も兼ねて立ち寄ったカフェがとっても素敵だったので皆さんにもご紹介をしたいなと思います。
結論から申し上げると…

とにかく素敵すぎるcafe見つけちゃいました。
ひとつひとつストーリーが詰まっている、そんな素敵なcafe…。

日光に観光を控えてる方はもちろん、cafe巡りに飛び回っている方も必見!魅力をご紹介していきますね(/・ω・)/わっしょい!

〇ぬくもり、こぼれるアンティーク

今回お邪魔したのは、
cafe talo カフェタロさん。

購入予定の物件から車で5分ほどにある本当におしゃれなcafe。

外観も素敵
木の息づかいが聞こえる
ひとつひとつ洗礼されている食器

私も、まだ駆け出しではありますが少しずつ建築やリフォームの知識がついてきました。お店に入ってすぐに「ここはこだわって作っているな…」とピンときたんですね。それもそのはず、カフェの横には「古民家再生」と書かれた建築事務所の看板が。オーナーのご主人が施工したお店だったんです。

お庭にあるユーカリの木をオブジェに

ペンダントライトはおそらく既製品ではなく、古材を材料に手作りで創られたのだと思います。ひとつひとつ微妙に色や形が違っていて、なんとも味わい深い。また、お庭に植えられたユーカリや南天の木をオブジェとして飾っていました。そこにあるものを活かし、自然を愛でながら大切にしている想いが伝わってくる。ほっこりした気持ちにさせてくれました。

マスターおすすめのベリーティーをチョイス
本日のおすすめ
白いちごのパフェ

見てください!白いちごをふんだんにあしらった本日のパフェ。思わず「かわいい~(*ノωノ)」と声がこぼれてしまった一品。元パティシエとしてお味も気になるところでしたが、白いちごの甘みと酸味を最大限に活かしたシンプルな盛り付けで大変美味しかったです。そしてこの銀色の食器。昭和レトロな雰囲気がアンティークの家具ともマッチしてシャレオツでした(*´ω`)

寒い日光の冬を丸ごとあたためる薪ストーブ

〇柱ひとつにもストーリーがある

空き家再生プロジェクトを始めて私が身に着けた最大の武器。その名も臆せず突撃リポートが出来る技ですっ(/・ω・)/たのも~たのも~
切り盛りされていたオーナーの奥様にすかさず、
「素敵なお店ですね。どのようにリノベーションされたんですか?」
と突撃インタビュー。すると笑顔で親切にたくさんのことを教えてくださいました。

鯉のぼりの柱

例えば写真の中心に立っている柱。これはもう成人された息子さんの小さいときに鯉のぼりを立てるときに使っていた木なんだとか。
素敵ですよね…。
大切な思い出をアルバムの様にこの空間に刻んでいるのです。

築100年の農家さんからもらった柱

入口にそびえ立つひと際目を引く年季の入った柱。なんと近所の農家さんから築100年の古民家を建て替える際に譲ってもらったのだとか。
これもまた…とっても素敵です。
何が素敵かって…自分の家族をも飛び越えて、さまざまな人の思い出やストーリーを詰め込んで、空間を創りだしているのです。ピカピカの新築には決してだせない空間です。絶対。

〇「歴史と想い」こそ最高の差別化

素敵なcafe talo カフェタロさんから学んだこと。
このカフェには歴史と人の想いがたくさん詰まっています。
これってなかなかマネができるものではありません。

薄利多売の真逆が厚利少売

最近読んだ本の中でも大変面白かった一品。その名も厚利少売。薄利多売とは逆の考え方です。例えばカフェであれば世の中に正直たくさんありますよね。都内ともなればお客様の取り合いだったり、高いコストを賄うのが大変で長く続けることは難しいでしょう。ではたくさんの「その他」とどのような差別化をすればいいのか…。美味しさや技術ではすぐにマネされてしまいます。しかし、息子の鯉のぼりに使った木はこの世にひとつしかありません。近所の農家さんから譲ってもらった築100年の柱はこの世に同じものはありません。ご主人や奥様が紡ぎあげてきた思い出や人との繋がりがこのカフェを創りあげているんですね。そんなストーリーを聞きながら、むくもりがこぼれる空間で飲むお茶やコーヒーは格別です。ここでしか味わうことができない。だからこそ人はまた「ここにきたい」と思うのです。

〇結び

ストーリー溢れるアンティーク•カフェ
本当に素敵なお店でした。
私も空間をデザインする端くれとして、この学びを思う存分活かしていきたいと思います。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございまいした!
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えみ@子育て✖️空き家再生
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