闇バイトから我が子を守りなさい
おはようございます!
本日は、
闇バイトから我が子を守りなさい
といったテーマでお話ししようと思います。
今回は子育てのお話です。
こちらのnoteが大好評いただいております。なんと、地域再生のプロである木下斉さんのVoicyでもご紹介いただきました!
ぜひ合わせてご視聴ください!
現在中学3年生の長男が中学2年生よりおこづかい制を廃止し、100万円を付与。増やした利益を受け取ることができる。
とてもシンプル且つ大胆なルールで始まったこのチャレンジ。得られた成果と成長は計り知れません。
その成果一つをお話ししようと思っています。近年世間を騒がせている若者を中心とした闇バイトによる犯罪や悪徳詐欺。毎日のようにニュースで流れて不安な方も多いのではないでしょうか。もちろん自分自身が被害にあう心配。しかし忘れてはいけないのが、我が子が加害者になるかもしれないというリスクです。恐ろしい犯罪から我が子を守るために…。もっとも効果的と考える対策が、早い段階からの「お金の勉強」
我が家のエピソードを踏まえながらお話していこうと思います。
・闇バイトの実態
「いやいや、まさかうちの子がそんな犯罪に巻き込まれるわけがない…」とおっしゃる方が大半だと思います。我が家もそう信じています。しかし…実態は思っているよりも深刻です。
ご覧の通り、闇バイトの影は我が子のすぐ後ろに手を伸ばしてきているのです。若者が食事を取るのと同じようにあたりまえに毎日利用するインターネットやSNS。それらを通じ、15~19歳に至っては約30%が闇バイトと思われる求人を見たことがあると回答しています。
そして闇バイトや悪質な詐欺の増加と密接しているのが若者の貧困化です。
ご覧の通り、30年前と比べると現在の若者の貧困率は急激に上がり20%を超えています。生活が苦しくなった若者たちがお金を求めて甘い罠に手を出してしまう。これが日本経済実態でもあるんですね。しかし生活が苦しい。といった理由だけではありません。近年市民権を獲得しつつある「推し活」も背景に。アイドルやホストを応援するために多額のお金を活動費に充てる若者も急増しています。「推しのためにあと少しお金が…」と軽い気持ちで高額のアルバイトを探す若者も少なくないのです。つまり、私たち大人が思っている以上にライトに、さりげなく…若者を餌食とした闇バイトはすぐそばに近寄ってきているのです。
・「無知」が闇の入口
それでもなぜ、簡単に手を出してしまうのか…不思議に思います。その答えはずばり、リテラシーの低さだと私は考えます。
こちらが闇バイト募集の一例です。この内容を読んですぐに「怪しい」と反応できるのは知識や思考力があるからです。例えば報酬が日給5万円~とあります。仕事内容はどれも簡単な作業。これを一般の求人サイトで検索すれば大体の時給がわかるはずです。都内の引っ越し作業のアルバイト時給は高くても1,500円程度。1日8時間働いたとしても12,000円です。簡単な作業で日給5万円ならばその差は4倍以上。こんな簡単な計算と、調べることが出来きれば「これは怪しい、危険なことをさせれられる」とすぐに気づくことができるのです。
闇バイトだけではありません。最近では若者を狙った投資詐欺も増加。高利回りの投資話にすぐに食いついてしまう人は、全くマネーリテラシーない。と言っても過言ではありません。お金の勉強をして「投資の相場」を知っていたらすぐに「おかしい」と気づけるはずなのです。実際に我が家の長男は100万円チャレンジで徹底的にお金の学習をしました。そのため日本の金利、アメリカの金利、国債の利回りなど…経済に関する大体の数字を把握しています。すると最近「1年で倍になる、確実に儲かる株の投資話」という詐欺のニュースを見た彼が、
「なんでこんな話に引っかかるんだろうね?1年で確実に倍になる投資なんてなんてあるわけない。あったとしても、かなりのハイリスクなのだから【確実に儲かる】がまずありえない。そんな当たり前のことになぜ気づかないのか…」とポロリ。
そうなんです。日頃から経済の勉強、それも難しいことではなく経済ニュースなどを見るだけでも構わない、相場を知っているだけでこのような怪しい詐欺や犯罪から身を守ることができるのです。「無知」と「思考停止」の代償はあまりにも大きすぎると言えるでしょう。
・「お金の勉強」が我が子を救う
最後に…もう一度強く訴えたい、マネーリテラシー「お金の勉強」に早すぎるということは絶対にありません。
考えてください。目先の楽しさや贅沢を優先して犯罪に手を染めてしまった若者たちが払う代償を。たった数十万、下手すれば数万円のために自分の手を汚し、時に人を傷つけ…。一生その罪と共に生きなけれないけないのです。
「ねえ、闇バイトのニュースをみてどう思う?」と長男に尋ねると
「僕には理解できない。シンプルに費用対効果が悪すぎでしょ。なんでそんなあたりまえの計算できなのかな?お金だけじゃないよ、自分の将来を自分で台無しにして。大学生とかも捕まってるんでしょ?大学って何を教えてるの?大金払って何を学んでいるの?」
と一喝。本当にその通りだと思います。日本の義務教育にも、マネーリテラシーの強化を強く訴えたいものです…。
〇結び
【子育て】闇バイトから我が子を守りなさい
【子育て】100万円を増やしなさい。から派生した今回のテーマ。
マネーリテラシーの向上は我が子を守る強い強い盾です。親が子どもを完全に守ることはできません。ましてや大きくなればなるほどに彼らは彼らの繋がりを、世界を形成していくのです。
その時に必要なのは親が盾になることではない。
彼ら自身が我が身を守れるように、知識と経験を構築させてあげることです。
そのために積極的に挑戦を促し、応援してあげる。それが親の役目ではないかと思います。(/・ω・)/それいけ!子どもたち!
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