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ヒエラルキー型組織から自律分散型組織に転職して知ったおもしろみ


はじめに

こんにちは!株式会社アトラエで、組織力向上プラットフォーム Wevoxのクライアントサポートを担当している奥田です。

この記事では、初転職で自律分散型組織であるアトラエにジョインした人間がどんな山あり谷ありを過ごしてきたか、どんなおもしろみを感じているか、等ご紹介させていただきます(2023年10月に転職し、そろそろ1年が経つので自分の記憶と記録のためにも!)。

これまでのキャリア

人材紹介会社に新卒入社、営業職としてtoB・ToCのどちらも経験を積ませていただきました。
気がつけば10年以上、採用担当者や責任者(時には社長)の皆様方と常に関わり、採用支援だけでなく、入社後の中途社員のフォロー制度のご相談や、組織開発の壁打ち相手としてお声がけいただき、徐々に自分自身の介在意義の幅が広がったことを覚えています。
「誰かのために全力になること、お力添えできること」の喜びや達成感は前職で教え込まれました、感謝です。

異動を何度か経験し、転機となったのは新卒および中途社員の教育担当ポジションに就いた頃でした。
仕事や社員との関わりにおもしろみを感じながらも、心のどこかで『もっと貢献したい…!』といったムズムズ感と対峙する日々。
担当業務やポジションに不満はないものの、なんだか熱量が上がりきらない
今思い返すと、それはヒエラルキー型組織のなかで指揮命令系統が整っており、良くも悪くも自分の仕事の枠が明確かつシンプルだったことが要因だったのかもしれません(風通しはとても良かったです!)。

そんな時、知人づてにふとアトラエの求人に出会いました。
転職したいだなんて誰にも一言も伝えていないのに、人生って不思議ですよね。

なぜアトラエに魅了されたのか

アトラエでは「世界中の人々を魅了する会社を創る」をビジョンとし、日々奮闘しています。
なかでもWevoxでは、いきいきと働く人を一人でも多く増やしたい!そんな想いをもって開発・運営しているらしい…。気になる…。

アトラエの求人に出会って2週間後には、私はアトラエの8階スペース(通称アトラエバー)にいました。

おしゃれ〜

アトラエバーではざっくばらんな雑談会が開かれ、さまざまな話題が出ましたが、なかでも印象的だったのはとにかく『信じる力』が強いこと。
心から信じる価値に向け 全員で挑戦し続けている、それがアトラエだということ。

私も心から信じられることに挑戦したい、アトラエで同じ想いを持ち、高い熱量で動いている仲間と共にやってみたい。
今までの環境の良さもあるけれど、仕事の枠や役割に囚われず、貢献の幅を広げる挑戦をしたい。
私はどっぷりアトラエに魅了されました。

魅了されたからにはアトラエの一員となり、覚悟を持って本気で挑戦しようじゃないか!と高まる熱量のまま選考に進み、現在に至ります。

現在の職種について

自身の特性やWillを踏まえ、お客様との折衝・応対をしつつも、バックオフィス業務やコーポレート業務にも関わりやすいポジションを希望し、クライアントサポートの職種に就いています。
このような相談や本音を伝えながら選考を進めてくれたアトラエの社風やカルチャーは、とても素敵だなと感じています。

役職・上下関係のないフラットな自立分散型組織をどう遊泳するか

畑違いの前職から気持ちひとつで転職したようなものなので、最初の2〜3ヶ月は毎日が大変で、冗談じゃなく記憶がないです。
物理的に激務だったというよりは、『考えるために一旦立ち止まる』よりも『前に進み続ける』ことで得られることが多く、周囲の推進力や意思決定スピードについていくのに必死で、毎日呼吸は浅かったです。

アトラエは役職・上下関係のないフラットな組織です(カルチャー詳細はこちら)。そのため、全員が同じ目線で考え、発言し、行動できる権利と責任を有しています。
いわゆる指示待ちの時間はなく、部長やマネージャーの判断を仰がないといけないフェーズもないため、総じて意思決定スピードや進捗が早いと感じていました(もちろんあるべき社内連携はします!)。
また、クライアントサポートとして、プロダクトの複雑な仕様を覚えることも簡単ではなく、自分のオンボーディングのために社内メンバーの貴重な時間が…と思うこともありました。

書き出したらキリがないほど余裕のない日々でしたが、不思議とネガティブな気持ちには陥りませんでした。
なぜなのか。
さまざまな要因が重なっていたと思いますが、なかでも大きな要因は、
自立分散型組織でありながら、頼れる人材と組織構成があったこと』だと感じています。
現在のアトラエには、バディ・メンター・ブチアゲと呼ばれるHOWがあります。

バディ!メンター!ブチアゲ!!

バディは、日々の業務や各論としての指導者のイメージです。
バディがつきっきりで…というよりも、双方でオーナーシップを発揮し合うことも重要なのがアトラエ流です。

メンターは、基本的に担当業務が異なる者がペアリングされます。
業務だけでなく、アトラエを主語として、もしくは自分を主語として、少し俯瞰しながら振り返ったり、未来の話を思考することが多いです。

ブチアゲは、わかりやすい空間のイメージは1 on 1なのですが、少し特殊かもしれません。
話題となることは、日々のモヤモヤから成果・将来の貢献についてまで幅広く、『今、言語化を進めることで、このあと最もエネルギーを持ってチャレンジできるようになる』ような対話をします。

あるものは活かし、ないものはつくる

バディ・メンター・ブチアゲというHOWを有しているので、ここからは自分の試行錯誤次第のフェーズです。
私の場合、手元のクライアントサポート業務に集中しすぎると、
「私は誰かを魅了するようなことができているのか」「お客様に、アトラエに、何か貢献できているのか(むしろ貢献できていないかも)」
なんて気持ちになることもあります。

そんな時、アトラエではおせっかいな人が多数いますので、バディ・メンター・ブチアゲ含む各所でアドバイスをもらえます。

畳スペースでミーティングやってますねー

時々、それぞれの思想や信じるものが強いからこその健全な議論も生まれます。それもアトラエらしさのひとつです。

※コミュニケーションや議論について、うちのなつきくんが面白い視点で捉えているのでぜひご一読ください。

話は戻りまして、では、私はどうしたのか。
1.こころの拠り所や依存先を複数にし、関わる人間の総数も増やす
2.ジョブクラフティング
(仕事そのもの価値やアトラエで働く意味・意義の構築)

周囲から多数の助けをいただいている前提ですが、
上記の自走方法を思考し、決めたのは自分です。決めたからこそ大事にするし、なにかを成し遂げた際の達成感も得られるのではないでしょうか。

「ないものはつくる」とお伝えしましたが、自らの力やタイミングでリフレーミングやリフレクションを行い、創造していくことがポイントなのかなと思っています。
創造のきっかけや助言は、アトラエにあるHOWを駆使していく。
その繰り返しが、私なりのアトラエの楽しみ方であり、そんなにうまくいかない難しさもおもしろみのひとつだったりします。

おわりに

アトラエもひとつの会社・組織として、Wevoxを通しながらトライを重ねています。
必勝方法やこれだ!といった銀の弾は往々にしてありません。
脳みそに汗をかきながら、ラーニングゾーンを楽しみながら、まずは目の前の誰かを魅了していく第一歩に対し、一生懸命になっていこうと思います!


本記事前半で触れましたが、当社には「アトラエバー」と呼称されるスペースがあります。
(私が転職することを意思決定したとてもエモい場所です。笑)
アトラエに少しでも興味を持っていただいた方にいらしていただき、当社社員よりアトラエの雰囲気や実際の業務・プロジェクトについてお伝えしていますので、ご興味のある方は是非いらしてみてください!


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