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障害児と習い事

近年、少子化に拍車をかけて幼児教育が激戦化しているように感じます。
幼いながらもプロ並みの環境、指導者のもと、才能を開花させていく。

。。。
そんな環境から零れ落ちてしまうのが
「発達障害」「知的障害」のある子どもたちです。
一般的なお教室では邪魔者扱い。(主語がでかすぎるかも)
一般的でないお教室は、、、きっとそれなりの価格なのでしょう。

長男が幼い頃、多様な経験を親子で楽しむことは
非常にハードルが高いことでした。
彼の興味は短時間しか保ちません。
彼の感覚は過敏すぎます。
彼の想像力は非常に弱いです。
そんな長男がお稽古で楽しめること、というのはほぼ無しに等しいことでした。

という長男ですが、実は5年続けている習い事があります。
とある武道なのですが、お稽古を始めるとき
私はどうしても息子の障害をカミングアウトできませんでした。
意外にも、そのお稽古には、視覚障害や聴覚障害の方などやシニアの方も参加されており
特別に息子の障害が足かせになるような状態ではなかったのですが
そのことを”売り”にもしていないので扱いは難しいところだと思います。(ですので、それって何ですか?にも答えづらい…すみません。)
しかし、昇級試験には合理的配慮もあり、実はめちゃくちゃそこを推したかったりしています笑
長男も、嫌だ、嫌だと言いながらも真面目に通って続けているので
きっと、居場所になっているのだろうなと思っています。

習い事は、しなくちゃいけないこともないし
親が強制させるものでもないし(我が家も、息子から習いたいと言われたので始めました)
子どもにとって、習い事でも何を目的に習うのかも変わってくると思います。

今は、児童発達や放課後等デイサービスでもアート、体操、音楽などちょっとしたことが経験できるようになりました。
『うちの子、この活動が好きかも?』というのが見つかるといいですよね。
出会いだなと思います。


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