『スクリプト,プラグインなしでも戦闘中にスキルを閃きたい💡』動画の裏話
どうも、えめぼりです。
『スクリプト,プラグインなしでも戦闘中にスキルを閃きたい💡』
動画の裏話です。
「閃き」はロマンシングサガⅡで登場したシステムで、戦闘行動時に使っている武器や技によって新たな技を閃いて即座に発動し、その後はずっと使えるようになるというものです。
RPGの成長要素は大抵は戦闘終了後なので、初見以外の戦闘では新しい発見などはあまりなく、特に雑魚戦は単調な作業的なものになりがちです。
しかし、閃きシステムは急に技を閃くため、戦闘中もワクワクし続けることができます。また、強敵ほど閃きやすくなっているので、ピンチの状態からでも一発逆転の可能性が常にあります。
強敵撃破後にレベルアップして習得というのもご褒美ではあるんですが、使いたいのは強敵と戦っている最中、手遅れ感も否めません。
一方、戦闘中の閃きなら、そのまま即座に使えるので嬉しさも増します。
RPGではトータルでは戦闘している時間が長いので、戦闘をおもしろくしないといけないとサガの創造主も仰っていました。
そんな、今やサガシリーズでお馴染みになっている閃きのシステムをスクリプト,プラグインなしでRPGツクールで再現しようと模索する動画です。
閃きだけだと通じるかがちょっと微妙な気がしたので「戦闘中にスキルを閃きたい」としました。…タイトルが長い。
スキルの使用効果でコモンイベントを呼び出すことができ、「スキルの増減」のイベントコマンドがあるので、条件分岐させて、条件を満たしたらスキルを習得するという仕組みは作れます。
「戦闘行動の強制」のイベントコマンドを使えば、閃いた技を即座に発動させることもできます。
…が、問題点がありまして、コモンイベントはスキルの効果の最後に回されます。
なんなら、効果の最後どころか、他のダメージや効果の一連の流れを処理した後に発動する仕様になっており、コモンイベント発動前に敵が全滅するなどして戦闘終了する場合、コモンイベントは発動しません。これは本当に謎仕様。1戦だけの戦闘テストだと気づけません。トラップ。
使用回数をコモンイベントで記録しようとしても、敵を全滅させた場合は記録できないので、全体攻撃など強力な技ほど使いがちなのに記録されないという事態に陥ります。
…ということでいろいろ制約がありまして、条件次第でできるようなできないような、といったなんともいえない結果になりました。
そういった問題を解決できるプラグインがあるので、また次回。
この動画、ロマンシングサガⅡのリメイク作品、リベンジオブザセブンが発売されるまでを目標に作成していたんですが、ぎりぎり間に合わなかったです。おかしいな…。
技名はドリルっぽい技、ツインドリル、重音テトっていたなあ、フリーで使えそう、採用。
ダークサイクロン、略してダサイ(使ってる人いたらごめんなさい)、採用。
と決まりました。
「ひらめき」で変換すると💡が出るという発見がありました。
機種依存文字なのでうまく表示されてるか分かりませんが電球の画像です。「でんきゅう」でも出ました。
閃くことが電球のイメージはどこからなのかと軽く調べたところ、フーセンガムでお馴染みの黒猫フィリックス(Felix the Cat)のアニメで用いられたのが起源らしいです。1920年代ですって。
白熱電球は徐々に姿を消しつつありますが、そのうち通じなくなっていくのでしょうか?フロッピーや黒電話のアイコンのように表現として残り続けていくのでしょうか?
一言や一目で通じて、語り継がれるような表現や仕組みが作れたら素敵ですね。
なんかよく分からないところに着地したところで今回はこの辺で。
コンゴトモヨロシク l_i
▽見出し画像など▽
RPGツクールMZ©Gotcha Gotcha Games Inc./YOJI OJIMA 2020
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