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バンドリの現状とその課題

小樽運河に放り込むぞ沈めるからな(挨拶)

おととい(12日)のRAS札幌公演に参加された皆様お疲れ様でした。バンドリの現地に行こうと思ってコロナになってしまって、今の時期に初参戦になってしまったのですが、やっぱりRASのパフォーマンスは素晴らしいし、ライブの魔力というものを改めて知りました。

さて、LINEリサーチが「いま、高校生がハマっているスマホゲームは?」という調査を発表されており、それが以下の結果です。

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まず何よりプロセカ(バンドリ)のキャラクターはプロセカ(バンドリ)にしか居ないので当然としても、カバー曲は縛りがあるプロセカと(ビーイングやジャニーズの曲がないので全く自由という分けじゃ無いにしろ)縛りが緩いバンドリ、あくまでスマホゲームありきのプロセカ、リアルライブ重視のバンドリ、シリアスで社会派ドラマのような内容をも内包するプロセカ、あくまでもやさしく緩い世界のバンドリとではどこまでもアプローチが真逆なので「バンドリなんてプロセカに客を取られてオワコン」と言われつつ、実際にはプロセカ優位とはいえある程度棲み分けがされているのでしょう。

さて、バンドリというコンテンツは、ラブライブ!やアイマスと比べても購買力の強い比較的年長の層が居ないことが一番の課題であるように思います。先日のライブでも私の想像以上に層が広いことに驚かされました。普通に女性が居るし、(おそらくオタクカップルでしょうが)カップル連れに、親御さんかお子さんどっちの趣味かは知りませんが親子連れも一組見られました。ただ横の層は広いけど縦(年齢)の層は余り広くないかなと言うのが私の感想です。

とはいえ、おそらくはその辺の事情はブシロードも認知しているものと思いますが、年齢層を広げるのはハイリスクと見做されたのか、あるいはあきらめたのか知りませんが、現状はともかくとして所期の目的としては「若い人向け=バンドリ、年配向け=D4DJ」と木谷氏が公言し、2つのコンテンツで棲み分けを行おうとしたのは事実です。

30代以上の人達は、ブシロードの想像以上に保守的で今居るコンテンツから動いてこないのかなとも思いますけど、カバーやプロモーションを通じた最低限のアプローチは続けていくべきでは無いかと思う次第です。


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