2個年上の先輩と付き合った話
〇〇:ただいま〜
祐希:おかえり〜
祐希:ご飯出来とるよ?
〇〇:ありがと、先に食べるわ
僕は〇〇 〇〇
普通のサラリーマン
家で迎えてくれたのは、年上彼女の与田祐希
高校からの付き合いで、祐希は2年先輩だった
部活が一緒でそこから仲良くなった
祐希は当時、男子からモテまくってて、しょっちゅう告白されてた
でも、全部断ってたらしい
祐希曰く、僕に一目惚れして僕にしか興味なかったんだとか…
僕も、正直一目惚れしてて、ずっと両片思い状態だった
でも僕が意気地無しなせいで、あっという間に祐希が受験シーズンに入ってしまったので、なかなか会うこともなかったし、もちろん話すこともなかった
で、迎える卒業式
僕は、正直、片想いのまま諦めようかなと思っていたんだけど
卒業式で、久しぶりに祐希を見て、やっぱり告白しようと決心した
卒業式が終わり校舎を出て、卒業生が自由に話したりしていた
〇〇:祐希さ〜ん!
祐希:お!〇〇くん!
祐希:久しぶりだね!
〇〇:お久しぶりです!
〇〇:卒業おめでとうございます!
祐希:ありがと〜
〇〇:僕、祐希さんに伝えたいことがあって…
祐希:ん?
〇〇:えっと…その…
〇〇:(やばい勢いで来ちゃったから、何もセリフ考えてなかった…)
〇〇:えっと…ちょっと待ってくださいね…
祐希:いいよ、ゆっくりで
僕は1呼吸して、落ち着いた
〇〇:僕…祐希さんのことが好きなんです…!
〇〇:もし、良かったら…
〇〇:僕と付き合ってくれませんか?…
祐希:…はい!
ギュッ
〇〇:ゆ…祐希さん…///
急に抱きつかれてしまったので、僕は一瞬思考が止まってしまった
祐希:ずっと…
祐希:ずっとずっと待ってたんだよ?…
〇〇:すいません…僕が意気地無しなせいで…
祐希:ううん、私も受験で余裕なかったから、話しかけづらかったよね…
〇〇:今連絡したら、祐希さんの邪魔しちゃうかなとか色々考えてたら、卒業式になっちゃいました…笑
祐希:ありがと、告白してきてくれて
〇〇:いえいえ…
〇〇:…あの〜1ついいですか?
祐希:ん?
〇〇:周りの人から、めっちゃ見られてますよ…笑
祐希:あ…
祐希:逃げろ!笑
〇〇:え〜!ちょっと祐希さん?!
祐希は、僕の手を掴んで走り出した
祐希:高校生最後の日に青春してるな〜
〇〇:ふふっ笑
2人とも笑顔で満ち溢れていた
祐希:こんなこともあったよね〜
僕らは当時のことを思い出していた
〇〇:多分、一生の思い出だね
〇〇:僕、あの時涙が出そうなほど嬉しかったもん
祐希:ゆうきも…
祐希:もう無理なんだろうな…って思ってたから…
〇〇:ほんとに、良かった…
祐希:〇〇が意気地無しじゃなかったらもっと早く付き合えたのにな〜笑
〇〇:えー?それ今言う?笑
祐希:だって…ねぇ?笑
〇〇:何人も告白してきて、付き合えなかったのに僕が告白しても…なんて思ってたんだよ、当時は
祐希:まあ、今こうして〇〇と付き合えてるから許してあげる!
〇〇:もうあの意気地無しの僕じゃないから笑
祐希:…プロポーズはいつかな〜♪
〇〇:え!
祐希:ゆうき、待ってるのに…
〇〇:プロポーズは…考えておくよ…
祐希:早くしないと取られちゃうかもよ〜?
〇〇:祐希はそんな人じゃないから大丈夫だよ笑
祐希:でも、気持ちが変わっちゃうかもしれないじゃん
〇〇:普段の行動から、僕に一途なこと伝わってるんで笑
祐希:まあ、待ってるよ♡
〇〇:(実は明日なんだよな〜…笑)
好評だったら続編あるかも?
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