SDGsと食
最近は食や栄養に関する知識をアップデートすることが楽しくて、
臨床栄養の雑誌や、本屋さんで立ち読みが止まらない止まらない。。
昨年度は責任者代行させてもらいつつ、いろんな監査の年だったからパンクしながら怒涛の一年を過ごしていた。自分の専門職としての実力を高めていくなんてそんなキャパなくて、もう早くここから脱したい、同僚たちにどんなふうに仕事を振り分けてリーダーシップを取ったらいいんだ!!!🔥って自問自答の日々だった。
年下部下ってなんでこんなに難しいんだって何度思ったことか・・・
上司が産休から帰ってきた今は、緊張感はありつつ、自分の自己研鑽を高める余力が生まれてきたからか、知らなかったことを知ることが楽しくてしょうがない。
これは自分の専門分野に限らず。視野をもっと広げて深めていきたい所存。
さて本題に入ると・・・
SDGsとはなんぞや、環境問題って?って社会人2年目くらいの時に興味を持って、ひたすらネットフリックスでドキュメンタリーを見まくってた。最終的にはヴィーガンに辿り着いて、動物性食品が受け付けなくなった時期もあったなぁ。
追求心が強いが故に、偏った方向にいってしまう私の悪いくせなのです😀
正しい情報を正しく理解しないとですネ!
SDGsと食・栄養の観点でいうと、持続可能な栄養補給をすることが最終的な目標。もっと分かりやすくいうと、全ての人の暮らしに馴染み、量や質にも十分で、環境負荷が小さく、手頃な価格で入手可能な食事をとる社会にすること。
現状の大きな課題としては、
低栄養・過栄養の『栄養状態の二重負荷』の改善。
低栄養→生産から消費までの食糧システムの構築をし、十分な食糧の確保が必要。
過栄養→過剰な栄養摂取により疾病の発症、肉食を中心とした食事をとっており、環境負荷の高い食事であること、過剰な流通システムによる食品ロス。
ドキュメンタリーを見た時に初めて面白いなって思ったのが、畜産が地球温暖化促進の一つの要因となっていること。
牛肉を作り上げる過程は植物性の肥料から動物性に変換するため生産効率が悪いことや、牛のゲップからメタンが排出されて、質量で換算するとCO2の25倍も地球温暖化に影響を及ぼす。
だからこそ、植物性たんぱく質の推進が図られていて、ヴィーガンが流行りがちになっているけど、ここで絶対間違えちゃいけないのは、偏りは害であること。
動物性たんぱく質からでないと補給できないアミノ酸があるから、大事なのは植物性を意識しつつ、動物性も少々取り入れること。比率の問題。
特に高齢者は筋肉低下(フレイル)予防のためにもアミノ酸価の高い栄養素を摂る必要がある。ということは動物性たんぱく質が推奨されるということ。
要するにターゲットとしては生活習慣病を発症しやすい若年〜中年が植物性たんぱく質を意識した健康食を摂るよう推進していきたいっていうのがSDGsの栄養部門ってことなんだろうなぁと。
自分ができることとして意識していることは『地産地消・国内産』
外国産の方が安価ではあるけど、国内産を手に取ることによって輸送による環境負荷を減らしたり、地域貢献できる手段ではあると思う。あともちろん新鮮だからおいしい。外国生肉に関しては製造過程が不透明なところがあるかも(国内産もあるかもしれないけど‥)しれないから、安易な考えだけど安心買っているところもある。
何を選ぶかは個人の自由だと思っているけど、多分わたしはこだわり星人だから自分の行動に何か根拠や意味があることに価値を感じているんだろうなぁなんて思う。きっと食に限らずいろんな場面で。
いつも学んだことはGOODNOTEに書き起こしているんだけど、今日はnotoに書いてみた☻
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