見出し画像

Vol.1 キプロスへ行きたくなったはなし

40代からは、人生を縦に伸ばすのではなく、横に伸ばすのだ


地中海に浮かぶキプロスのビーチ Nissi Beach

キプロス人留学生との出会い

最近の休日の過ごし方

日本に来ている留学生と交流するイベントに行ってきた。
たぶん趣旨は、日本に住んでいる外国人学生同士の交流を目指しつつ、異文化を日本の子どもたちに知ってもらおうという企画。

習い事がなかなかさせてあげられないのと、仕事の参考にしようと休日は子ども向けのイベントに参加するようにしていて、費用もほとんどかからずすごく価値のある時間を過ごせるからおススメ。

今日のイベントも、世界のいろんな国の大学生が参加していて、自分の国の言葉や文化などを一生懸命、そして丁寧に教えてくれて、子どもたちがどうしたら楽しめるかとものすごく時間をかけて考えてくれたんだろうというのがひしひしと伝わってきたし、子どもたちもみんな楽しそうで、とてもいい時間だった。

保護者も一緒に留学生の話を聞くことができて、ひときわよかったのが、キプロスのお話。
キプロスってきいたことあるような、ないような?

留学生がおしえてくれたキプロスのはなし

人より猫の数のほうが多いキプロス

手にびっしりとタトゥーの入ったキプロスの美しいお姉さんいわく、キプロスは四国の半分くらいの大きさで、トルコの南側の地中海に浮かぶ島国とのこと。
そして人より猫のほうが数が多く、バラの産地として有名な国らしい。

お姉さんが「わたしの猫」と紹介してくれた猫は、いわゆる野良猫で、地域の猫にごはんをあげるのがごく普通のことと話す。

そのほか、キプロスで見られる動物のひとつが「アザラシ」。アザラシをギリシャ語で表すと「さみしい」という意味らしくて、ひとりでぽつんと泳いでいるところが語源らしい。

キプロスと食、そしてワイン

おいしい食べ物として紹介してくれたのが、「トマトとじゃがいもとインゲン」、「ミートソース、ベシャメルソース、マカロニ」、「オリーブ、フェタチーズのサラダ」とのことで、日本に来て半年のお姉さんは素材を伝えるのに精いっぱいで、どんな味付けをするのかまでは聞き出せず。

それでも、お姉さんにおススメは?と聞いてみたところ、キプロスは、バラの産地として有名らしく、「バラのワインがあるよ」と教えてくれた。
酒好きでミーハーな私としては、それはぜひ飲んでみたい!!!!とテンション突如爆上がり。どんな味?甘いの?日本で買える?!と質問攻めしようとしたけど、あっさりと質問タイムが終わってしまう。
ということでタイトルに戻る。

留学生との交流の間もずっとローズワインのことが頭から離れず。どうしても、どうしても飲みたい。

生成AIが作ってくれたキプロスワインw

キプロスワイン(ローズ)の入手について

まずはひたすらウェブサイトを確認するもまったく見つからず。
たまにあっても、売り切れ。ということで、キプロスのローズワインは入手困難。
これだけ取り扱いが少ないということは、万人受けする味という訳ではないのかもしれない。最近はオレンジワインとかもよくお目にかかるけど、ローズワインはまったく聞かないもんね。甘いのかな?

というのもキプロスワインを調べていると、「コマンダリア」にたどり着く。「コマンダリア」は、世界最古のワインのひとつで、天然のデザートワインとして知られているらしい。

愛のメッセージにも使われるキプロスワインの甘さ

アフロディーテの英語名はヴィーナス

ギリシャ神話の女神アフロディーテのキスより甘い

キプロスワインは、アフロディーテのキスより甘いと表現されている。
アフロディーテは、ギリシャ神話に出てくる愛と美の女神で、海の泡から生まれてキプロス島にやってきたという言い伝えがある。だからキプロスは「アフロディーテの島」とも言われてきたようで、キプロスのワインは古代から甘~い愛の飲み物とされてきたとのこと。素敵。
そしてアフロディーテの生誕を祝って咲き始めたのがキプロスのバラなんだって。ロマンチックすぎる。

クレオパトラが愛したワイン

さらにキプロスワインの素敵なエピソードがもうひとつ。美しいエジプトの女王として有名なクレオパトラ。彼女はローマのさまざまな将軍たちを虜にしていたのですが、そのうちのひとり、マルクス・アントニウスが「キプロスのワインのように甘く素敵なあなた」とか言ってクレオパトラを口説き落としたとか。そしてアントニウスは、キプロス島もクレオパトラにプレゼント。そんなこんなで「コマンダリア」はクレオパトラが愛したワインと言われているよう。

ちなみにアントニウスは、「ブルータス、お前もか」で有名なガイウス・ユリウス・カエサルの部下。

前置きすごい長かったけど、ローズワインよりもお目にかかることができる確率がほんの少し高そうな「コマンダリア」。でも、残念ながら「コマンダリア」も日本ではあまり流通はしてなさそうな印象。

でも、希少価値が高いほど楽しみも増すし、気長に探しましょう。

代替案でローズウォーターを購入

ダマスクローズをエッセンスとして楽しむ

結局ワインは諦めて、唯一簡単に手に入りそうなアルテヴィータの「ローズウォーター」を購入。(ヨドバシ.comが1番良心的だったよ)
この商品は、原産国も製造国もキプロス!特殊な水蒸気蒸留法で製造したダマスクローズエッセンシャルオイル成分を含むローズウォーターで、お菓子や飲み物に加えていただくんだって。
ワインやシャンパンに少し加えてもいいらしくて、甘めのワインにこのローズウォーターを加えて、ローズワイン風にしちゃおう!笑
ということで、今商品が届くのを楽しみに待っております!

キプロスには必ず行く決意

すっかりキプロスに魅了されたので、死ぬまでにしたいことのひとつに下記を追加。
①キプロスに行く
②キプロスでローズワインを飲む

ちなみに早速インスタでキプロス関連のアカウントをフォローしまくったけど、バラが全然出てこないのなんで?笑
もしかしてもうあんまり取れない…?

キプロス人の方、教えて~~!!!

いいなと思ったら応援しよう!