肥満と妊娠・出産の関係性
どうも!ぶらす室長です。
今回は、女性の肥満が妊娠・出産に与える影響について、論文を見ていこうと思います。
不妊治療でなかなか上手くいかない方から
「何かできる事はないか?」と聞かれる事は多いです。
もし、少し太り気味の方がいれば、減量するというのはできることの1つかもしれません。
それでは、論文を見ていきましょう!
論文概要
Human reproductionに掲載された、システマティックレビュー・メタ解析論文を見ていきます。
タイトルは「女性の肥満は体外受精の生児獲得率に負の影響を与える」というものです。
結論をタイトルにしているのは、エビデンスレベルに自信がある論文です。
この論文では、'obesity', 'body mass index', 'live birth', 'IVF', 'ICSI'のキーワードで検索して関連する論文をレビューおよびメタ解析しています。
最終的に21報の論文を解析して、肥満の影響を調べています。
肥満と比較対象区(コントロール)の定義はBMIにより分類され
肥満 (BMI ≥ 30 kg/m2)
ノーマル体重 (BMI 18.5-24.9 kg/m2)
と定義し、この2群間で比較しています。
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