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うっせぇわに対するうっせぇわってどうなの?
(↑『うっせぇわ』↑のコメント欄を見てもらえればわかるんですけれど)厨二病、チー牛、「本物」。そんなこと別に良くない?と思う。
確かに若い頃の変な自意識とか黒歴史じみた思考回路っていうのは後々振り返るとイタいけれど、それを冷笑して、マウンティングをしている奴の方がよっぽど痛いと思う。
なぜなら冷笑している人たちは人の楽しみを認められない人であるから。マウンティングをすることで自分の位置を確認しているような人間だから。
熱さや正直さっていうものは常に”達観している大人”にバカにされる。
でも反逆心とかいつか見返してやうという気持ちは大事だと思うし、それを冷笑して、冷笑された厨二病が冷笑側に回るという構造が出来上がってしまうのは良くない気がする。
厨二病を笑われるのなんて当たり前なんだろうし、バカにしたい奴がいるのもわかるけれど、その熱さをおもしろがってみたり、大切にしないと色々な原動力がどんどんなくなっていっちゃうんじゃないかと思う。
熱さを思いっきり振り乱している人たちをラベリングしてチー牛だの言う。そうするとその熱さ自体への感度が下がる。同じ熱さを持っているもの同士がラベリングによって分け隔てられることが起こる。
それも本当に嫌なことだ。
芸術はフラストレーションの発散であると言っていた人がいるようないないような。とにかく、音楽には作者がいて、その人の思い、感情、熱さがその音楽に詰まっていて、その人の込めた思い、感情、熱さを同じように抱える人にその音楽が刺さる。
だからその熱さがとんでもなく良い作品を作り出すことがある。
この『うっせぇわ』も多分その類のものだと思う。
熱さは芸術だけじゃなくて、科学技術やその他もろもろにも繋がっていると思う。そんな熱さを冷まし合っていたらもったいないんじゃないか。それぞれの芸術を完成させていくことに必要不可欠な熱さを失わせるようなこと、もうやめてほしいよ。
ちなみに僕はクリーピーナッツのトレンチコートマフィアっていう曲が好きです。本当に熱さとスキルが融合してめちゃくちゃ心打たれる作品です。
(この文章、もろ若林さんに影響されてるな)
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