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今週(20200113-0119)読んだ本・読み終えた本
今週は2冊しか読めず。。。
都市と消費とディズニーの夢
「ディズニー」という文言に惹かれて読んだ。ディズニーの話題はそんなに多くなくて、主にショッピングモールとショッピングモール化(ショッピングモーライゼーション)についての話だった。
世の中がショッピングモール化しているということは今まで考えたことがなかったから、興味深かった。ただ、スッキリしない箇所があった。映画作品と繋げて現実の状況を語っているのが、正直モヤッとした。
ショッピングモールに興味がある人は読んでみるとおもしろいと思う。
「やさしさ」過剰社会
副題の「人を傷つけてはいけないのか」に惹かれて読んだ。共感する箇所が多く、おもしろかった。特に子育てに関する箇所がおもしろかった。
子供を褒めまくり、怒らず、傷つけないように育てるというのは、問題を産む、とのことだ。確かに、打たれ弱い人たちは、怒られずに育った人なのかもしれない。私は子供がいないし、今後も産むつもりがないから、他人事ではあるのだが、子供を持つ親にはぜひ一度この本を読んで、子育てについて考えてもらいたいと思う。
私は正直、本の中に書かれている「予防的やさしさ」(傷つけることを回避するやさしさ)が好きじゃない。私にはその多くが、やさしさとして感じられないからだ。自己防衛、無関心に思える。
私は今まで、よく「言い方が悪い」「言い方を考えろ」と言われてきた。理由は相手が傷つくから、らしい。いまだに納得できない。相手の悪口を言うわけではなく、ただ事実を淡々と言っているだけなのにもかかわらず、そう言われてしまう。事実すら伝えられない、そんな世の中は、正直どうかと思っている。
「予防的やさしさ」に偏った世の中で、みんなは嬉しいのだろうか。私は疲れるから嫌だけどな。
「やさしさ」とは何か?について考えたことがない人は、この本を読んでみると、考えさせられるかもしれない。オススメです。
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