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堀田量子 第1章の解説
まだ始まったばかりなのでそれほど難しくはありません。
この章では「シュテルン・ゲルラッハの実験」が説明されます。以降は「SG実験」と略記されます。教科書の後ろの方でも忘れた頃に突然「SG実験」として出てくるので「何のことだったっけ?」となったりします。
この実験が初めて行われた動機や、具体的な原理などが知りたくなるかもしれません。その場合には私がずっと前に書いた「スピンとは何か」という記事の前半が参考になるかと思います。
この教科書の目的はSG実験の詳細を説明することではありません。少々わからない部分があったとしても問題はありませんからご安心して先へお進みください。
次の第2章で説明することになる2準位系の分かりやすい具体例の一つとしてSG実験を挙げて、電子のスピンの性質をざっと述べているだけです。SG実験そのものに興味が出てしまった場合は別の本で調べる必要があります。
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