見出し画像

今年度も始まりました

平成23年度からキャリアコンサルタントの外部講師として、地域の公立中学校でキャリア教育の授業をしています。今年度は、在籍している通信制大学の卒業研究もさせてもらっています。

今年度の授業開始です

例年、最初の授業は1年生に「世の中には職業ってたくさんあるよね」と言うおはなしをしています。身近な商品がいろいろな職業が関わってできていることを考えてもらい、それから職業をグループ分けした表を見てもらって、気になるものに印をしてもらいます。この授業を始めた平成23年度から同じ教材を使っています。実は今日の中学校は、私も子どもたちも卒業している学校です。我が子が在籍中に「キャリア教育をしたいんです!!!」と鼻息荒く乗り込んだことも懐かしい思い出です。当時いらした先生が、この4月から教頭先生になられて戻ってきたので「先生、懐かしいでしょ?まだ私、これをやっているんですよ😊」とご挨拶しました。教頭先生もとっても喜んでくださいました。

この中学校には平成23年度から3学年全部に授業をしています

教材(ワークシート)と使うネタは一緒なんですが、その時の生徒さんたちの様子で進行はちょっと変えています。さらに大きな違いは、この中学校が平成26年度くらいから住宅地開発の関係で学級数が増えて1学年は5→7学級になりましたので、1プログラムを1日で終わらせるために、2クラス(70人弱)毎に4時間授業をしています。

※5クラスの時は1クラスずつ5時間授業をやります😄
この中学校ではもうずっとそれでやっているので、ものすごく鍛えられた気がしています。
ただ、2クラスずつでもできるのだけど、4時間目に1クラスでの授業を行う時は、力まずとも、話が通るし、双方向感が高まるので、ちょっとホッとします。

1年生のプログラムは「職業を知ること」「自分について考えること」

伺っている中学校で、1年生に授業をさせてもらえる学校は全部ではありません。依頼は行事前のマナー系が多いので、「職業を知ること」「自分について考えること」をセットで実施させてもらえる学校は、半分くらいです。
そして、そのプログラムを実施した後のことが、平成23年度から関わっている中で、一番変化したところだと感じています。
具体的には、後に繋がるようになったことです。「職業を知ること」のプログラムはそれまではやって終わりな感じでしたが、今は大体の学校が「職業調べ」に繋げてくれています。特に昨年度からは「ギガスクール端末」が1人一台導入されているので、調べたものをまとめてパワポやポスターなどを作成しているようで、とても嬉しいと思います。

今年度は1年生に卒業研究の調査をさせてもらっています

今日、授業の最初に調査をしてから実施しました。
実はとても緊張していました。
調査シートの実施時間は同意と教示を入れても5〜6分程度ですが、なんと言っても授業時間は50分間、あいさつやプリント配布などを入れると正味45分間ほどしかありません。これまでやってきたプログラムに5分間余分に詰め込むとなると、もたついてはいられません💦
あれこれ頭の中でシミュレーションしているとなんだかどんどん緊張してきます。(そうは見えないらしいですが・・・)
まあでも結局はめんこい生徒さんを前にしたら、なんとかなりました。
思っていたよりも皆さん調査用紙に記入してくれて、とても嬉しく帰ってきました。ドキドキするからまだ見ていません。2回目の調査も回収できてからじっくりと見ようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?