【書評】『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』
皆さん、こんにちは。えむ@非常勤講師&大学受験アドバイザーです。
最近バタついておりまして、なかなか本が読めていません(泣)今日の書評はちょっと前に読んだこの本について書こうと思います。
ジュリア・キャメロン著『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』です!
Amazonでも非常に評価が高く、彼女が本の中で述べていることの実践を勧めるYouTube動画も多いですよね!かなり有名な本ですので、noteの作家さんも多くの方がご存知なのではないでしょうか。
本書は創造的でありたい、あるいは創造性を回復したいと思う人々に、示唆に飛んだエッセイと多様なエクササイズを提供しますが、そのうちで最も有名なのは「モーニング・ページ」でしょう。
モーニング・ページとは、朝、起き抜けにA4サイズのノート3ページに、頭に浮かんだことをとにかく手書きで書き出していくというもの。彼女はその行為を「脳の排水」とも呼んでいます。
私たちは、ともすると自分の思いや考えに対して最も激しい検閲官となり、辛辣な批判者になってしまいがちです。「こんな考えは非常識だ」、「バカげてる」「こんなこと考えるなんて正気なの?」等など。何かの形になる前に、自分で自分の可能性の芽を摘んでしまうのですね。
しかし、そのような内なる検閲官や批判者は徹底的に無視すること!それがモーニング・ページの大事な点です。自由に、のびのびと自分の思考を書き出していくことで、彼女は「モーニング・ページは私たちを絶望から救い出し、思ってもみなかった解決へと導く」と述べます。
A4ノート3ページは、かなりの分量です。ですが、日本語文だったらもう少し少なめでもいいとアドバイスしているYouTuberもいますね。
私もなかなかA4で3ページは難しいので、ほぼ日手帳の1日ページに、とりあえず「毎朝書く」ということに重きをおいた簡易版モーニング・ページを実践中です。
勝手に省略してしまった簡易版ですので、創造的になれたかどうかは心もとないですが(笑)、朝一番に自分自身の思考の整理ができ、かなり良いと実感しています。
上記のモーニング・ノートの他にも様々なエクササイズが紹介されていますので、アーティストとして何かを生み出したい、常に創造的でいたいと考える方にはぜひご一読をオススメします☆