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いちデザイナーが幅広めにいろいろやってみたら一年間が怒涛だった話

この記事は「クラウドワークス グループ Advent Calendar 2024」シリーズ2の19日目の記事です。

こんにちは。クラウドワークスデザイナーのえらです。
私はクラウド型工数・プロジェクト管理ツール「クラウドログ」のUI及びUXデザインを担当しております。

今年のアドカレは何を書こうか迷ったんですが、そもそも2024年が怒涛の一年だったので普通に総括しようと思いました。

タイトルとしては「いちデザイナーが幅広めにいろいろやってみたら一年間が怒涛だった話」ですね。
実は、社内でMVPというものに選ばれた理由の一つがこれだったなというのもあって、一年何してたかざくっと書いていきたいと思います。

2024年は予想以上に忙しい年でした。特に印象的だったのは…

  1. 規模の大きなプロジェクトにアサイン

  2. (一部ではあるが)POとしても仕事をすることに

  3. クラウドログのデザインシステム改修開始

この3つでした。

規模の大きなプロジェクトにアサイン

今年の4月くらいからですが、デザイナーとしてアサインされました。
既存機能を改修ということで、フロント・バックエンドの両エンジニアと密に連携を取りながら開発を進めております。(現在進行形)
オンラインミーティングを活用してリアルタイムでコメントを残し仕様を相談・決定していったり、UIやUXについてもPOやエンジニアとペアデザインを行いながら進めてます。
スケジュールやリソースはタイトな中、解像度を高めながらやんややんや、あーでもないこーでもないここはこーだあーだと都度都度密にやり取りをして進めたことによって、細かい仕様を取りこぼすことなく進められたことは非常によかったと思ってます。
課題一つ一つをリスト化して、開発時期をスケジューリングしながら進める方法を取ってくれたエンジニアのおかげで、私としてもどこの機能の仕様やデザインを先に検討すればいいのかの優先度もつけやすかったですね。どのタイミングで何を検討すべきか・何を準備すべきかをアジャイル開発ベースで進めるにはエンジニアとの密な連携が必要だったのもあり、開発当初よりも距離感を縮められたと感じてます。

真面目な議論コメント以外に、こういう感想もらって嬉しかったり
デザインについてのスレッドが盛り上がって73件いったり

(一部ではあるが)POとしても仕事をすることに

一部PO業務を兼任することになり、プロジェクトの「仕様検討段階」で顧客の意見をしっかりと反映させるために、POリーダーにヒアリング方法を提案したりヒアリング内容の準備をしたりしました。
他には…過去に収集していた顧客意見をAIを活用して分析して仕様検討に役立てたり。開発フローに顧客意見を定常的に取り入れ・分析して仕様検討に落とし込めるフローを取り入れる提案をしたり。
プロダクトを開発していく上での効率化や、提供する機能の価値を上げるための方法も模索してみたりしました。
プロダクトを開発する上で顧客の声はとても重要なので、このような取り組みは来年も継続・改善していきたいですね。

クラウドログのデザインシステム改修開始

割れ窓施策で浮き彫りになってきた「デザインシステムに足りないコンポーネントや定義しきれてない部分がある」という話から「そもそものデザイン
システムの整備が必要」と考え動き出しました。

割れ窓施策振り返りからの、デザインシステムについての議論

▼過去の割れ窓施策の記事はこちら

とはいえ、、、関わるメンバーがデザインシステムにしっかり携わったことがあまりないため、有識者にヒアリングしてみたり参考文献を漁ってみたりしながら進めております。
クラウドログもさまざまな機能が充実してきて、各種コンポーネントが複雑になってきたのでこのタイミングで整備をしていくことは今後の更なるプロダクトの拡大に特に「開発効率向上」や「プロダクト品質向上」という点で寄与できるのではないかと思ってます。
(そして、これもまたフロントエンドエンジニアとの距離が縮まり、普段のプロジェクトでも話しやすくなって良かった😍)



….などと、一年を振り返りつつ書いていたら走馬灯が駆け巡りました….アァ….


2025年はどうする?

2024年は一日一日密な毎日をすごしてきたので、だいぶ12月現在は息切れ気味のまま終わろうとしておりますが。
来年はどうするかもそろそろ考えておかないといけないなとふと思い、言語化してみました。

「デザインを作るだけではない」チームやプロジェクトについて考え続けた年でもあった2024年は、デザイナーとして働きつつその外側を強化した年でもありました。
なので、2025年は内側の「デザイナーとしての深みの部分」をもっと深めていきたいですね。
特に、プロダクトデザインの分野でユーザー体験をより深く追求して、ノンストレスな体験による顧客満足度をさらに上げていきたい。顧客に対して高い価値提供をする手段として、自分にはやはり「デザイン」が一番合っているなと思いました。
(この辺はさらに2025年で具体的に言語化していきたいところ)

さて。
2024年を振り返ると多くの挑戦をしつつも、その挑戦は周りのメンバーに支えられてこそできたものだと思ってます。
特に支えてくれたチームのメンバーには本当に感謝しております!
そしてこれからも一緒に成長できるよう努力していきたいなぁ、と思いを馳せた12月でございました。

(蛇足:半年間くらいで在宅での10kg太りをほぼ解消できたのは、個人的な達成でした)


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