たれメンチの外側が好き
幼稚園に通ってる途中で母が弟の育休から復帰し、1年くらい祖父母の家で食事をする時期がありました。
祖母は美味しいものをとにかくたくさん食べさせてくれる人で、手作りのおかずは野菜たっぷり、袋麺の日も上に炒めたピーマンやらベーコンやらがこんもり乗っていました。
そこにスーパーのお惣菜を添えてくれるのですが、中でも私はベイシアに売ってるたれメンチが大好きでした。多分祖母も気に入っていて、よく出てきました。
(余談ですが、小学校から中学校の途中まで週6でスイミングに通っていた頃はアスリートのような量を食べていたので、その余波で未だに山盛りのご飯を出されたりします。食べきれないと申し訳ないので「たくさんはいらないよ」って先日言ったら、「あんた痩せちゃうに」って言われました。残念ながらどんどん太ってます。)
大学生になって一人暮らしを始めて、先日ふとスーパーでたれメンチのことを思い出しました。
お惣菜のコーナーでたれメンチを発見し、本当に数年ぶりにたれメンチを食べました。
幼稚園の頃は祖母が半分に割ってくれたたれメンチを真ん中からかぶりついていましたが、今度は自分で半分に割りました。ベイシアのたれメンチと少し味は違う気がしたけど、ピアゴのたれメンチもまぁ美味い美味い。
真ん中からかぶりついて食べるのは幼稚園の頃から変わっていません。なぜなら、たれメンチの外側が好きだから。タレが染み過ぎず衣のサクサク感が残ってる感じ。それと、肉ダネの密度がちょっと低い感じ。
こういうチープなところが好きって言うと、家が庶民的だと思われる気がしてちょっと恥ずかしい。まぁ事実ですが。
色々食わせてもらったのにベイシアのたれメンチが印象深いって、なんだか申し訳ないような気がするけど、祖母の家に行く時は今度こそベイシアのやつをリクエストしようかなぁと思う。もちろん、野菜こんもりの袋麺も。