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校正を実際どうやるか?まとめ

前回改稿をするにあたって映画編集を参考にしたいと思って記事を書きました。
個人的には改稿・校正をほぼ同時に進めるのですが、校正なら作業として人に依頼もできたり、やり方が確立されているように思います。

引き続き改稿・校正に全体的に時間がかかるなということに悩んでいるので、考えられる校正作業のやり方について、ざっくりまとめてみます。

1 自分でやる

メリット
・内容の見直しも行える
・費用がかからない
デメリット
・短期間で繰り返し行うのは困難
・とても気力がいる

自分自身でいつも新鮮な目で改稿できるならそれに超したことはないかと思います。とはいっても自分の書いたものを、冷静な目で見直すのはなかなか難しいです。

ならどうすればいいのか……?

・できるだけ時間をおく

とにかく自分自身が他人のような目で見るためにはなるべく時間を空けるのがまず何よりかと思います。
村上春樹も書いたあとにはまず寝かせるといいますし……。(『職業としての小説家』参照)

・気分転換する

前回の記事では「アルプスに登って気分転換」という恐ろしい例もあったのですが、そこまでいかなくてもホラー映画に熱中したりとか、ゲームにのめり込んだりとか、そのくらいでも有効かと思います。

・デバイスを変える

仕事等においても、なぜか印刷するまでミスに気づかない……というのはよくあることです。
印刷する、pdfにしてみる、タブレットから見てみる、縦書き(横書き)にしてみる……といったことで、いくらか新鮮な気持ちになることはできます。

・読み上げ機能を使う

一太郎に同梱されている詠太をこの間初めて使ってみたのですが、なかなか自然に読み上げてくれます。例えばiphoneであれば、siriに読み上げてもらうことも可能です。

最初は恥ずかしいですし、読み上げをすべて聞くのは時間がかかりますが、単純ミスには気づきやすいです。

・word、一太郎等の校正機能を使う

一太郎の校正機能を愛用しています。
漏れもとてもたくさんあって、完璧な機能ではまったくないのですが、おかしいな、というところが簡単に自力で見つけられるのでありがたいです。

2 他人に依頼する


メリット
・より客観的に問題点を指摘してもらえる
・自分はその間別の作業をすることができる
デメリット
・費用がかかる
・スケジュール調整が必要

具体的には知り合いを頼るか、クラウドソーシングを利用するかになるかと思います。
ココナラから「校正」で検索して依頼したことがあるのですが、料金も内容も正直ピンキリです。

一度依頼をした際には、wordか一太郎かで校正機能にかけただけのものが送られてきて、更に「あなたの日本語は色々おかしいからプラスの料金を払えば指摘してあげる」(意訳)と言われて愕然としました。

もちろん、まっとうに依頼を受けて誠実に確認して下さる方もいるので、ある程度の時間と費用を覚悟しつつ使う分にはとても便利だと思います。

以上が実際、今のところ自分が校正をしている方法法です。もっと色々よい方法もありそうに思うので引き続き試行錯誤していきたいです。

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