2023年に作った本の装丁まとめ
2018年分から続けているこの記事も6年目になりました。
今年は趣味にあまり時間を割けず、発行した本は1冊のみです。
焦点深度
こちらの本は、イベント参加なしで通販のみの発行です。そのため少部数のみ刷りました。
紙の本はどんどん少部数の限界に挑戦という感じになってきています…。
年の離れた姉妹の薄暗い百合、ということで、雰囲気あるしっとりした本を目指しました。
全体のテーマ色は青で、イラストも青みがかなり強めです。
それに合わせてタイトルデザインも青ベース。青尽くしですが、しっとりした雰囲気が出たかと思います。
STARBOOKSさんの色々な箔押しを試したくて、今回は舞い散る写真の部分にホログラム箔を使用。傾けるときらきらします。
タイトルは写真用語、箔の部分は舞い散る写真、人物にもカメラを持たせて、と物語に深く関わる写真をモチーフとして演出しています。
表紙にもきらきらしたフレークの入っている新星物語を使用。風味を生かしたくてPPをかけていないので、耐久性はちょっと弱いかもしれませんが、少しざらっとした手触りもよいです。
表紙：新・星物語_マーガレット
本文：淡クリームキンマリ 62kg
加工：なし
印刷所：STARBOOKS
イラスト：篠岡小鳩
デザイン：わに
番外編：同人誌のデザイン
以前の記事でも紹介したことのある、デザイン関係の同人誌に、過去作った本が掲載されました！
過去紹介した際には自分の本が載るとは思っていなかったのでとても嬉しかったです。
ツイートしてなかったので改めてだけど、時間百合短編集は話ごとに色上質の紙替えをしました！横から見たときカラフルになって楽しい。内容ががらっと変わる短編でこそやりたかった装丁です pic.twitter.com/6lV1o1uXy4
— あいだ🌱5/5百合新刊 (@elsur00) February 17, 2022
何度かデザインを担当してもらっているwelcaさんの本なども紹介されていて、同人誌のデザインに興味がある人なら楽しめる内容になっています。
余談ですがちゃんと事前確認や献本もいただけて、この本に掲載されているすべてのデザインや同人誌の作者とやり取りするの気が遠くなるな…編集者さんはすごいな…と感じました。。
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振り返ってみると、1冊だけでも本を出せてよかったな、むしろよく出せたな～という感じの2023年でした。
来年のことはますますわかりませんが、毎年1冊だけ本を作り続けたりするのも素敵だな、と妄想だけは楽しいです。
▶上記の本など在庫のある本はメロンブックスさんで取り扱っていただいています。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1907651
▶2022年の過去記事はこちら。（2018年分からあります）
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