連載をする理由について(プロットは作るべきかどうか?)
2月頃から、HPで小説の連載を更新しています。
なぜ始めたかというと、長編小説をどんな風に書いてるかは以前ブログにも書きましたが(参照)、それを少し変えてみたいと思ったからです。
もともと二次創作で何度かワンライといって、その日発表されたお題に基づき1時間で小説を書くことをやっていました。
ワンライのときは、全く準備をせずに、思いつきで書き出しそして書き終えるのですが、かなり集中して書けて起承転結も何となくうまくいっていました。
限られた時間の中で、プロットもない中で書き、そして公開すると言うのは、緊張感を持って書けてとても楽しかったです。
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そこで思い出したのは、恩田陸さんが小説を書くときにプロットを立てないという話でした。
かなり長いお話も書かれていますが、事前には話決めずに書いているとのことです。
そんなばかなと思っていたのですが、ワンワイを続けているようなものか、と思うと自分の中でしっくりくるものがありました。
思いつきで何も準備せずに書いていても、(少なくとも一時間の幅なら)意外とちゃんと書けるものです。
私は普段はプロットを立てて、それにそって書いていくようにしているのですが、たまにはそんな感じでワンライを続けるように長編書いてみたらどうだろう?と思って連載をやってみています。
さすがに1話1時間で書いているわけでは無いですが、あまり時間をかけず、とにかく毎週更新をするのが目標です。
プロットを作らないと言う方は、
話が決まっていると書いていて面白くない、凝り固まった内容になる……というような理由が多いのかなと思います。
凝り固まらず、楽しく続けられる……かな?と言う実験のようなつもりでしばらくは連載してみたいと思います。
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