ゆるやかな継続に向けて(最近InDesignでなく一太郎を使っている話)
今まで、最初に作った同人誌のときから、小説本文のデータを作成するのにずっとAdobeのDTPソフトであるIndesignをメインで使ってきました。
Indesignはわかりやすいソフトではなく、最初は苦戦したりもしましたが、一度テンプレートを作ってしまえば使いまわせます。
雑誌のような版面を作ることもでき、本づくりの楽しさの一助となっているソフトです。
ただ、現在InDesignを使用するためには、サブスクリプション型の支払をするしかありません。
InDesignだけでなく、PhotoshopなどAdobeの多くのソフトもそうなっています。
1年契約がほとんど標準となっており、1か月しか使わない場合の契約料は割高です。
そうなるとどうしても仕事として使用する人向きであり、趣味でたまに使う分には向かない面があります。
コロナ禍でイベントも減り、一年に作る本の数が少なくなってきている状況では、毎月の費用は正直、負担です。
一方、ワープロソフトの一太郎は買い切り型ですし、wordと比べても近年では、小説同人誌のニーズにかなり合わせてきています。
Adobeのサブスク契約では、フォントも使えるようになるものの、買い切り型でないため使用したいフォントがなくなってしまうこともあります。
一太郎に付属するフォントは多くはありませんが、一度手に入れればそのまま使い続けられます。
私が購入した一太郎は少し前の2019年版ですが、アップデートをしなくとも今のところ問題なく使い続けられています。
印刷用のpdfを作成するだけではなく、kindleで配信する用の電子書籍データの作成にも役立っています。
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イベントが今までのようには開催されなくなり、私自身、通販などをメインに本は作成しているものの、仕事の都合などもあり、どうしても活動は細々となりがちです。
常に最新のものを使い、たくさん使い続け、常にたくさん書いて、たくさん出して、という風にはいかないなと実感しているところです。
この先、コロナ禍がどのように収束するかはわかりませんが、世の中が元のように完全に戻ることはないような気もしています。
色んな事がどこかしら変わってしまう、そのときにどうすべきかは正直なところまだわかりません。
ただだからこそ、活動を停止することなく、少しずつでもゆるやかに継続していく工夫が必要なのかな、と思っているところです。
がむしゃらでなくとも、悲観せず、ゆるやかに乗り切っていきたいと最近は考えています。
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