お菓子たち in エルサルバドル
日本のお菓子ってめちゃくちゃレベル高い。コンビニに入ると、季節ごとの限定品や色とりどりのパッケージ、小分けパックまで用意されていて飽きないし試したくなりますよね。
(↓米国で人気の日本のお菓子サブスク!海外でも日本のお菓子ファンは多いです。)
エルサルバドルでは日本のお菓子は手に入りませんが、スーパーのお菓子コーナーは目がちかちかする色とりどりなお菓子たちが。主に米国や中南米の他の国からの輸入。パッケージや色使いが日本の食品と全然違うので、眺めているだけで楽しい!
(↓圧巻)
(↓癖強めパッケージ(キャンディー))
(↓リアルな赤ちゃんグミ)
以下では、独断と偏見そして周囲へのヒアリングの結果による、エルサルバドル企業によるエルサルバドル人のためのお菓子をご紹介。
■エルサルバドル人に愛されるお菓子たち
1.Yuca/Platano Chips (キャッサバ/プラタノチップス)
Yucaとは、日本語でキャッサバと呼ばれる芋の一種。日本では見かけませんが、痩せた土地でも栽培しやすいという特徴があり、世界のほとんどの熱帯地域で栽培されていて、アフリカ地域でも主食として重宝されています☺ ちなみにタピオカの原料でもあります☕
(↓Yuca)
Platano(=Platanito)は、見た目はバナナそのものですが、バナナより一回り大きく、甘みが少なく通常は料理に使われます。
(↓左:Platano、右:バナナ)
Yuca&Platano、いずれもポテトチップスより分厚くて噛み応えがあり、満腹中枢刺激されます。エルサルバドルを離れる日、この分厚いチップスが手軽に食べられなくなると思うと恋しくなると思います😢。
2.Chocolate en Tablilla (ホットチョコレートタブレット)
スーパーへ行くと銀の包装で包まれた謎の物体が高く積み上げられていて、お客さんが次から次へと手に取っていくのでなんだろう?と調べてみると、エルサルバドルの家庭で飲まれているホットチョコレートとのこと。銀紙を開けるとチョコレートの塊が入っており、熱いお湯・ミルクで溶かして飲むのだそう。
栄養成分はカカオ、砂糖、シナモン、水と余計なものは一切入っていません。お菓子作りにも使えそう。もちろんエルサルバドル産!
3.Quesadilla Salvadoreña (エルサルバドル ケサディージャ)
「ケサディージャ」というと、日本ではごはん系のメキシコ料理として親しまれていますが、エルサルバドルでは、"Quesadilla Salvadoreña (エルサルバドル風ケサディージャ)"が一般的で、米粉・ごま・そして中米で親しまれている"Duro Blando"と呼ばれるチーズで作られた、甘いパンケーキのことを指します。スーパーやパン屋さんでも購入できますが、レシピがシンプルなので各家庭でも作られているそう。
■エルサルバドルの老舗お菓子企業
北に米国・メキシコ、南にアルゼンチン・ブラジルと、大国に挟まれ周辺国からの輸入が多いエルサルバドルですが、よく見るとエルサルバドルのお菓子企業も多い。エルサルバドルのスーパーでお菓子を買う際は、以下の会社のお菓子を是非手に取ってみてください🛍☺
1.DIANA
スーパーでまず目に入るお菓子といえばDIANA!というくらいスナック・キャンディー共に種類が多い。輸入品より価格も安く、おいしい!迷ったらこのメーカーのお菓子を買っておけば間違いない。創業は1951年で、エルサルバドルを代表する食品メーカーとして中米諸国(パナマ以外の6か国)&米国への輸出も行っているそうです。
2.LIDO
菓子パンメーカーとして1944年に創業。スーパーで買えるお菓子の他に、店頭ではケーキ等も売っているようです。が、エルサルバドル人からすると「まあまあ」だそう。老舗なのでぜひ頑張ってほしい。
3.Confiteria Americana
とにかくパッケージがかわいい。日本で言うと駄菓子的な部類に入ると思います。なんと1930年に子供向け菓子の販売会社として創業。現在では9か国へ輸出、生産の100%をエルサルバドルで行っているそう。
この会社の名物品が"Sorpresa Salvadoreña(エルサルバドルのサプライズ)"と呼ばれる、子供向けのおもちゃ。買う際は中が見えないのですが、男の子用・女の子用が別々のかわいい袋に入っていて、子供からするとめちゃくちゃワクワクするやつ。
(↓男の子用を開けてみた。見えにくいですが仮装用のドラキュラの牙&飛行機。こういうのって袋を開けるまでのドキドキが一番楽しい。値段はスーパーで6パック1米ドル程。)
エルサルバドルに来る際は、是非↑のエルサルバドルのお菓子をお試しあれ☺
(↓おまけ:なぜかポッキーのみ、その辺のスーパーで常に売られています。約3米ドル、高い😲)