幽体離脱かもしれない体験
今年になって体験したお話です
とてもリアルだったのですが、今のところ夢と捉えています
夜中に一度目覚めたあとの二度寝のとき
金縛りにかかって「あ、これはチャンス」とばかりに
自然に身をゆだねていると耳鳴りがして
トンネルを高速で通過するような感覚(風と圧)で
そこを抜けたらまたベッドで眠っている自分に戻りました
幽体離脱は宙に浮いて、上から自分を見るような
イメージがあると思いますが、
そのときは眠る前にとある「幽体離脱のやり方」の動画を
観ていて蛇が脱皮するように抜けるイメージだったので、
つぎのような感じになりました
まず仰向けに寝ている身体を右にひねり
左足をゆっくり動かすと抜けました
つぎに左に少しひねりながら一気に身体を起こすと
上半身も抜けてベッドサイドに座る格好になりました
そのまま右を見ると仰向けに眠っている自分がいたのです
「大成功!」と思って立ち上がると、まず
自分の部屋の壁やカーテンなどのテクスチャを
まじまじと見て、現実と同じだと確認しました
フローリングの床を裸足で踏むひんやりとした感触も
間違いなくいつもと同じでした
その後、自分の部屋を出て階段を降り
リビングに息子がいるのを確認してベランダから外に出ました
日本に住んでいるのに、外は何故かビバリーヒルズのような
外国の高級住宅地(このへんから夢だと思うところ)
あれ?と思ったもののすべての現実感が半端ないので
すんなりと受け入れていました
晴れた朝の澄み切った空気感とか
青々とした庭の芝生の感触
どこからともなく聴こえてくる美しいピアノの音色
心地よくて現実世界に戻りたくないと思い、
ここからさらにどこかに行こうと考えた瞬間
目の前の風景がテレビの砂嵐のような映像になって
徐々に眠っている自分の身体の感覚が蘇ってきました
いやや~!
と、抗ったものの無情にも現実世界に引き戻されました
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目覚めた時は本当にガッカリしました
これは明晰夢なのかもしれません
もっと長い時間、自在に動き回れたら楽しかったのですが・・・
もし現実に戻れなくなったら?という心配より
正直すぐに目が覚めてしまうほうが残念に思います
それだけ現実世界がイヤなのかもしれません⁈(笑)