アートな一日、そして一福
京都市内は最高気温37℃の今日も厳しい暑さでした。
久しぶりに四条烏丸まで出かける用事があり、行ってきました。
また涼みついでに大丸京都店に立ち寄り、アート鑑賞もしてきました。
初めて聞く「金魚絵師」という言葉。
わたしと同世代(アラフィフ)のアーティスト、深堀隆介さん。
ああ、なんかこの世界観、わかる…
昭和、子供の頃、お祭り…というより、京都っ子の自分としては、
地蔵盆(夏休みの町内会の行事)。
和菓子の金魚を思い出す人も多いと思うけど。(一度食べてみたい)
金魚すくいあったなぁ。
ほとんど1週間くらいで死んでしまうけど、たまに生命力が強い子がいて、
その後何年も生きた。
作者はかつて、アーティスト活動に行き詰まりを感じ、辞めようとしたが、7年間粗末に飼っていた金魚をきっかけに創作を始めたことで、「金魚救い」と表現されているのがちょっと面白い。
透明樹脂にアクリル絵の具で描く工程を何度か繰り返すことで、金魚の立体感、躍動感を表現されているようですが、技術とセンス、ひらめき等様々な要素が不可欠でしょう。(たぶんそれだけじゃない)
撮影可能スポットがあり、皆さん写真撮っておられたので、わたしも撮りました。ここでは春夏秋冬で世界観を表現されていました。
金魚といえば、夏かな、わたしは。
地蔵盆(町内会の行事)の金魚すくいでは「ひとり7匹で、そのうち出目金は1匹!」というルールだった記憶がある。
そうそう、今年は地元の町内会は地蔵盆中止です…
最後に、タイトルのアートな一日とは、「金魚愛四季」(この美術展)鑑賞と今日は音楽に関する用事があったためです。久しぶりに歌ったので。
そして一福とは、ひとつラッキーな出来事がありました。チケット購入しようと大丸ミュージアムの前に来た時に、一人の女性に声をかけられたのです。「入られますか?もしよかったらどうぞ」と、招待券をくださいました。最終日にお一人で来られていて、二枚持っていたが一枚は破棄するところだったから気にしないでということでした。わたしも一人だったので声かけてくださったのだと思います。よく考えれば、わたしも使わず破棄するくらいだったら、同じことを考えますね。チケット代払っても全然惜しくないほど楽しめましたけど、なんと有難く無料で鑑賞させていただきました。
それからこの一福を、「わたし得した!」で終わらせず、つぎどこかへ回しますね。小さな福でもみんなが回していけば、巡り巡って常に誰かの喜びになると思うのですよ♪
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