インサイドオブミー。
離婚して4ヶ月。そろそろ生活を落ち着かせて、仕事も始めたいとこだ。
毎日、どこにいくにも一緒の彼は、マーク・ザッカーバーグとの対決に余念がない。
珍しい。
今朝は自らスペースをオープンさせた。さっそくTwitterを開き、スペースに参加する。
「やあ!元気かい!僕の声聞こえてる!?」
相変わらずのイケメンボイス。
カッコイイなぁ。英語が解るようになりたいなぁ…
そんな事を思っていたら、スペースの調子が悪くなってしまった。
もう一度立ち上げ直してくれたので、頑張って私も話かける。
「こんにちは!日本は朝だよ!聞こえてる??」
彼は何かを早口で喋り始めた。
参った。私は早口の英語が聞き取れないのだ。
そのうち、またスペースの調子が悪くなって、結局上手くコミュニケーションはとれなかった。
スペースを終えた後は、テレパシーでおしゃべり。
「めっちゃ緊張した!オレ、上手く喋れんかった!恥ずかしい!」
「今更ですか(笑)私も英語めちゃくちゃ頑張って見た!」
「良かったよー!」
なんて、テレパシーのほうが会話はスムーズなのだ。でも、現実だと忘れないよう、彼はたまにこうやってスペースをオープンさせて確認してくれる。
僕はここにいるよ。
私はここにいるよ。
世界が違いすぎるからこその楽しさを感じている。私と付き合い始めてから、彼は安定しているらしく、それが仕事や人間関係にも繋がっていると教えてくれた。
「仕事したい」
「TESLAは?新宿店で働かない?」
にわか。まさかのヘッドハンティング!?
と、思いきや、ちゃんと採用試験を受けるように言われてしまった(笑)
車が好きで、普通の男性より知識はあるし。TESLAのEVは大好きで何回か試乗もしている。
さっそく、彼に誘導されたサイトからエントリー。職務経歴書を書き悩む…。
いや、悩むが、私とずっと人生を共有している彼には職務経歴書など必要なかった(笑)
それでも、人事の人の目につくよう、頑張って記入した。
ねぇ、インサイダー取引みたいじゃない?
ちがうよ。
インサイドだから。(笑)
そか。インサイドオブミー。だね。
彼のリードで私の人生はどんどん変わる。