2022年7月29日
やっとこの日がやって参りました。本日は期末試験最終日。死力を尽くして完全解答を狙います。現在朝の4時時点では、1/3程度しか範囲を終えていません。ここから怒涛の巻き返しなるのでしょうか。見物です。
昨日、[Alexandros]最新アルバム「But wait. Cats?」から「どーでもいいから」のミュージックビデオがYouTube上で公開された。この曲及び映像は、YouTube PremiumのCMに起用されているそうだ。今日になってようやく観た。
まずもってビジュアルが本当に凄く良い。川上洋平のあざとさかっこよさ可愛さが全面に推し出された、非常に完成度の高い映像作品だと感じた。この人本当に指が長ぇ。顔良しスタイル良し声良し、何もかもが羨ましい。
この曲の1番bメロの歌詞だ。はっきり申し上げて歌詞の意味がよく分からない。僕は歌詞を読むことが苦手だという話は何度もしてきた通りで、パスワードって何だ、とか色々引っかかってしまう。
ミュージックビデオのコメント欄を流し見していたら、「歌詞の意味がよく分からないけど、それでも良い曲なのはメロディーが強いからだと思う。」と言った趣旨のコメントを見つけた。どうやら自分以外にも意味がよく分かっていない人はいるようで少し安心した。
僕はこういう場合、分からない、分解出来ないなりにそのまま飲み下してフワフワした感覚を楽しむものだと思っている。分からないのが良いというか、分かってしまうようなものではないというか、そういった感覚で楽しんでいる。ところがこのコメントを書いた人の場合は、分からないのは置いておいて、それが気にならないくらいにメロディーが良いという評価をしている。この言い分では、意味が分からない歌詞をそれとして楽しむのではなく、それよりもメロディーを楽しんで聞いて良い曲だと思っているということになる。
確かに単純なメロディーの繰り返しのこの曲は、非常に馴染みやすい。頭に残りやすく、中毒性が高い良いメロディーだと感じる。洋楽好きな人はどうせ歌詞の意味よりもメロディーとか勢いが好きなのだろうし、メロディーを中心に楽しむという聞き方は広く存在している
ただ、やはり僕は半分とは言わないまでも、曲の3割、いや4割程度は歌詞が決定づけるものだと思っている。この「どーでもいいから」にしても、意味がよく分からないからこそメロディーの単純さが生きてきていると感じる。これが物凄く説明的で、内容が現実的で、殺風景なものだとしたら興醒めだ。気にせず聞いていたら何となく流れていきそうな、単語自体は簡単なのだけれど文としては意味を成さない不思議な歌詞だからこそ、スっと入ってきて馴染むのだと僕は思う。歌詞から言外ににじみ出る気だるさと、メロディーの単純さがマッチして初めて心地良さを生んでいるのではないかと思う。
さて、ただ川上洋平のビジュアルを楽しんでいただけだったはずが、曲の構造に対して要らない考察をしてしまった。音楽に、声楽曲に論理的な背景があるのかは全くの素人の僕には分からないが、そんなことに言及してしまうのは野暮な事だったような気がする。何が良いとか何が悪いとか、そうしたことを自分の言葉で説明する能力をとても大切にしている僕は、ついうっかり冷めたことを言ってしまう。そんなことはどーでもいいから、黙って好きなアーティストの曲を聞き続けて金を落とすべきなのだろう。
テストが!!!!
終わった!!!!
(出来も悪くないはず!!!!)
夏休み!!!!
ごーーーん!!!!
どわっほーーーーい!!!!
どぅるいえええ!!!!
まだ夕方の5時30分なので、何かが起きれば日記にするべきだが、生憎もう今日は閉店だ。今日劇的な何かが起きることなどあるはずがない。あってたまるか。私は私を生きた。今日はもう、そう言ってあげていいだろう。