本当の生きる道へのヒント
久しぶりの投稿は読書記録。
記録しておきたいなと思える1冊だったので📕
[紹介本]
マット・ヘイグ著
ミッドナイト・ライブラリー
[この本に出会ったきっかけ]
BTSが出演するIn the soop2でメンバー読んでいる本で唯一ぼかしが入らず、文章の一説までテロップで出ていたことから気になりました!
でも、2021年には日本語訳は無くやっと今年の2月に発売されたので購入しました🥺
[あらすじ]
主人公はその日人生のどん底にいた。
飼っていた猫を亡くし、仕事をクビになり、
いくら悲しくても話を聞いてくれる家族も友人もいない。
頭をめぐるのは後悔ばかり。
「私がもっといい飼い主だったら」
「両親にも亡くなる前にもっと親孝行ができていたら」
「恋人と別れなければよかった」
「故郷に戻らなければよかった」
生きている意味などもうないと、ノーラは衝動的に自らの命を絶とうとする。
だが目覚めたとき、目の前には不思議な図書館が佇んでいた――。
ここには色んな可能性が秘められた主人公の人生の本がある。
自分が「これだ!」と思うものを見つけたら、その人生を生きることができる。
彼女は本を通して後悔したこと、やりたかったことをやっていく。
でも時間は有限ではなく、ライブラリーは崩れ始める。
彼女は自分の「人生」を見つけられるのか?
それとも彼女が望んでいたように死が待っている?
[感想]
読み終わってみて・・・
人生、生きていればどーにかなるし、
自分以外の誰にもなれはしないってことを
再確認した感じでした!
自分が生きたい人生を見つけて生きるのではなく、自分が生きたいと思える人生にしていくのが、人生を歩むポイントだなと。
誰かを羨ましがること、誰かになりたいと思うのは簡単。
憧れを持つのは自然なこと。
でも、自分が嫌いだから別の誰かになりたいと思うのは違う。
落ち込んで、嫌なこと続きで、自分にうんざりする日もある。
周りが輝いて、完璧な人生を手に入れているように見える時もある。
そんな風に見えるみんなでも自分以外の誰かになれない。
でも、いつでもなりたい自分になることはできる。
欲しいものも、なりたいものも、本当に求めているものも、全部自分の中にしかない。
自分で自分の人生を、良くも悪くもできるってことを気づいていかなければ、何時までも自分の人生を歩めないと私は思いました。
少し哲学的で、本当の生きる道へのヒントをくれる1冊です。
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