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現代の魔女。 占いをしたり教えたり、魔法で思い込みや嫌な思い出もピピっと消しちゃいます…

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現代の魔女。 占いをしたり教えたり、魔法で思い込みや嫌な思い出もピピっと消しちゃいます。 noteはただただ伝えたい想いを自分の言葉で綴ります。

最近の記事

情熱より大切なもの

いつもの店で旦那と乾杯して数秒後、 「ね、ママ。K君に誰か紹介してあげてよー」 と娘に頼まれた。 k君、34歳、独身、経済的にも安定、真面目な好青年。 彼女が欲しいらしい。 急にそんな話を振られても、すぐに誰か思い浮かぶわけじゃない。でもその時、私の頭の中がピピピピピと誰かを探し出した。え、なんか彼氏欲しいって言ってた人いた気がする…。あー、そうだ! 「そろそろ落ち着きたい」って言ってたRちゃんの顔が浮かんだ。見た目は華やかだけど、彼女はどこか不器用で真面目なタイプ。 『バ

    • 40代変わりゆく人間模様〜本当の友達とは〜

      40代に入ると、 まるで人生のパズルが少しずつ違う形にピースをはめ込まれていくみたいに、周りの景色が変わっていく。 仕事、家族、そして人間関係。 特に友情に関しては、20代や30代の頃とは少し違った色合いになってくる。楽しい時間をシェアするだけだった頃と比べて、友情に求めるものが少し深く、 色鮮やかだった赤からボルドーに変わっていくような感覚を覚えている。 20代の頃は、友達と一緒に笑ったり、パートナーの愚痴を言いあったり、とにかく感情を共有しあい 『ね、大丈夫!あいつは

      • 愛はいつだってフラットじゃない

        「本当に夫婦仲良いですよね!秘訣を教えてください」 このセリフを投げかけられるのは何回目… いや何十回目だろうか。 父親の愛を感じられずに育った私は、 ずっと自分だけの居場所を求めていた。 16歳で家を出て、一人で生きていく決心をした時、 私には孤独が付きまとっていた。 だけど、その孤独の中で私は強くなっていった。 誰も頼れないからこそ、自分自身を守る力が必要だったし、その力を手に入れることができた。 そう思っていた。 でも、そんな私を本気で愛してくれる人が現れた時、 そ

        • プロフィール

          夫が全力応援‼︎ 愛も仕事も思いのまま手に入れ 満たされた毎日を過ごしているellyです。 今では夫から愛され幸せな人生を歩んでいますが、 元々は父親から愛されなかったせいか、 パートナーシップもうまくいかずに 『愛』について拗らせる日々を送っていました。 父親と折り合いが悪く16歳で自立をした私は、 17歳で離婚した母親が背負った 借金の返済に追われ、 親に頼れない状況の中で20歳で出産。 慣れない育児と夜の仕事を両立しながら、 次女を出産後の26歳で自分のお店を持ち

        情熱より大切なもの

          平成を謳歌した私たち、そして令和を悩む若者たち

          カフェで仕事をしようとPCを開きながらコーヒーを口に近づけたその時。 「後輩より給料が低かった」 「結婚すればお金が増えるらしいよ」 「積立したら使えるお金なんてないよ」 「それ老後まで手をつけないんでしょ?」 隣の席に座っている20代前半男子の話が耳に入ってきてしまった。 彼らは真剣な顔をして、老後のための積み立てや株の暴落の話をしていた。 NISAの制度を使ったり株を購入したりして、未来のためにしっかり準備をしているらしい。 でも、それが今の生活にどれだけのプレッシャーを

          平成を謳歌した私たち、そして令和を悩む若者たち

          変わりゆく季節とわたし

          10代、そして20代前半の頃、夏が来るたびに 私はまるで太陽に呼び寄せられるかのように、 外へ飛び出していた。ワクワクが止まらなくて、 友達と夜遅くまで海辺で花火をしたり、夜風に吹かれながら遊び歩いたり。道の途中で大合唱してみたり。 あの頃の夏は、すべてがキラキラと輝いていた。 でも、時は流れて、40代の私。 いつの間にか、あのワクワク感は消えてしまった。 今は、光り輝く真夏の太陽がまるで敵のように感じることがある。溶け出すような暑さに、崩れていくメイク、 滝のように流れ出

          変わりゆく季節とわたし