見出し画像

変わりたいのに変われない自分

今の仕事が嫌なのに、辞めるのはなんだかなぁ。

今の自分が嫌なのに、何をしたらいいのかわからない。

パートナーともう一緒にいる意味を見いだせなくなっているのに
別れられない。

今いる場所に飽き飽きしているのに、昔からのお客様や仕事のスケールのままでなんだかモヤモヤしている。

と、いうことはないですか?


文句を言いながら、

何を変えるわけでもなく、

いつか奇跡のようなことが起きるか、
誰かが救い出してくれるのを待っている。

ということもあるかもしれません。


自分の心に正直に生きることは、怖いですか?

誰かに迷惑がかかる?


私たちが、自分を変えられない時。
そこには、そうした方がいい理由が必ずあります。


例えば。今の仕事場でいじめられているとします。

もし自分の心の奥に『弱い自分でいたい』という願望がある場合。

いじめられている自分が願いが叶った状態です。

(いじめを肯定するわけではないです。私自身は、いじめはどんな事情があってもいじめる方が悪いと思っていますので、これはあくまで例です。)

それを『肯定的意図』といいます。


そして人間の脳は、どんなことでも現状維持が好きです。
良いことでも悪いことでも、今の状態から”変化する”のが嫌いです。

それを『正常性バイアス』といいます。

もしあなたがブラック企業に勤めているとします。もう体はボロボロで、
悲鳴をあげていても、あなたは会社を辞めません。
そこには、自分が辞めたらみんなが困るとか、そこにいる理由をなんとかして見つけて、行動に整合性を見つけようとします。

それを『認知的不協和』といいます。

もしあなたがDVを受けてるとします。
友達に、別れたらいいのに、と言われれば言われるほど
「あの人には私しかいない。」という気持ちが高まります。

それを『心理的リアクタンス』といいます。

そして、今まで一緒にいた時間を考えると、かけた愛情や時間やお金が多ければ多いほど、別れられなくなります。

それを『サンクコスト効果』といいます。
それらが重なって、何も変えられない自分が生まれます。


そして、〇〇できない、というのは
〇〇しません、という意思表示です。


「変えたいけど変えられないんですよね。。。」
という言葉は、
「変えるつもりはありません。」という意味です。


私たちが、自分を変えられない時。

そこには、私たちに行動をさせない心の仕組みがあります。

(同時に、行動できる時もそうさせる心の仕組みがあるということ。)


そういう心の仕組みがいくつも積み重なって、
何も変えられない自分が生まれます。

心の仕組みを知り、思考の矯正をすると、

嫌なのにそこから抜け出せない自分や、
いつまでたっても同じことで悩む自分や、行動できない自分とは
無縁になります。


変われないのは、変わる方法を学んでないから。

そして、動けないのが心の仕組みのせいだと知らないから。

心の仕組みを学べば、変われる自分になれることを知らないから。

そうやって、変われないことを解決する方法があるなんて、
考えもしないから。

そして
変わりたいと心の底から望む自分がいないから。


あなたは、変わりたい?
それとも、本当は変わりたくない?
愛をこめて
elly

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?