シングルの親がしてはいけないこと。
シングルマザー歴が12年になった。
妊娠してすぐに恋人と別れたので
お腹にいる期間を入れたら13年だ。
当たり前だけど養育費などは最初からいっさいない。
よく頑張っている。
12年の間にはいろいろあったけど
子供を産む前から
決めていたことがある。
それは子供に対して
「お父さんがいなくてごめんね。」と言わないこと。
「気まずい思いさせてごめんね」
「寂しい思いさせてごめんね」
ってそれは
子供じゃなくて
自分が気まずくて、
自分が寂しいんです。
子供に聞いてみてほしい。
「気まずい?」って。
たぶん
「気まずいって何?」って返ってくる。
もし私が
「お父さんがいなくて寂しい思いさせてごめんね」
「気まずい思いさせてごめんね」って
”すいませんでした”という顔をして生きるとどうなるかというと
心理学的に
子供が抱くのは
「僕(私)のせいでお母さんが楽しそうじゃない」という
【罪悪感】です。
これを
『罪悪感をプレゼントする』と言います。
子供に罪悪感をプレゼントしたいですか?
その後の人生、その子の心の中に
「僕(私)のせいでお母さんが楽しそうじゃなかった」
「お母さんを助ける(幸せにする)ことができなかった」
っていう罪悪感を植え付けたいですか?
たぶんそう思う人はあんまりいないと思う。
子供に罪悪感をプレゼントしない。
だから私は、
仕事もそうだし、恋愛や遊ぶのも
子供がいてできなかったことは何一つないと言い切れる。
子供がいるから離婚できない。もそう。
子供がいるから起業できない。もそう。
子供のせいにしないこと。
自分の気持ちを子供に肩代わりさせないこと。
子供をかわいそうな存在だと決めつけないこと。
お金をどんどん稼いで、子供にいろんな体験をさせてあげて
好きなことして、子供にもそういうふうに生きていいと見せてあげて
恋愛もして、楽しそうに笑っていれば
子供は幸せです。(多分)
あ、でも
子供ほっぽらかして自分の好きなことをするのは私は違うと思っている。
それはそれ。
子供と過ごせる時間って有限なので。
子供が子供でいてくれる時間も、自分が生きている時間も。
でもこれは、人それぞれ考え方が違うと思うし、
正解不正解はその子が大きくなって感じることだと思う。
「お父さんがいなくてごめんね。」と
考えることももちろんある。
まだうちの子が小さい頃、
土日に公園に行くと、ファミリーが来ていて
お父さんに肩車してもらっている子とかいるんですよね。
そういうのをうちの子がずーっと眺めているのをみて
「あーごめんよー」ってなったりした。
だから。
その後のアンパンマンショーでは
押し寄せる親子連れの中で、子供を肩車してやりましたとも!
そういうことです。
自分が考えられる、できる限りのことをやる。
それでいいし、それしかできない。
愛をこめて
elly