もうすぐ1年
息子の声を聞けなくなってから、もうすぐ1年。
今日、一周忌の法要と納骨を終えました。
2019年に亡くなった、息子の良きお兄ちゃん、リクも一緒に納骨です。
息子を看取ってからの1年は、驚くほどあっという間でした。
そう感じられる私は、きっと幸せなのだと思います。
最愛のわが子を亡くし、もがき苦しみながらどうにか1日を過ごす。そんな方たちを知っているから。
「あっという間に1年ですね」
そう声をかけられると、
「あっという間なんかじゃありません」と言い返したくなる。
彼女たちが、そうつぶやいていたのを知っているから。
14年しか生きられなかった息子。
6度の再発にも屈せず、与えられた人生を太くたくましく生き抜きました。
そんな息子が、私に教えてくれたこと。
いつもと同じ日常を過ごせることに
わが家で家族と過ごせることに
当たり前が目の前にあることに
幸せや感謝を忘れない
そして
命には限りがあって
それが突然終わりを迎えるときがくる
だから、やりたいことには全力で挑戦して
1日1日を大切に生きる
いつ「その日」を迎えても後悔しないために
息子が身をもって教えてくれたからこそ、
今の私があります。
ありがとう
前に進む勇気をくれて。
あなたの姿は見えないけれど
ありがとう
いつも私を支えてくれて。
明日からも見守っていてね。